K-POP新人グループの最年少“マンネ”、月明かりが導いた奇跡のMV制作秘話が話題に

満月の月明かりの下、7人組のボーイズグループが屋外でダンスを披露し、周囲にスタッフやダンサーが集まっている写真。 K-POPシーン
停電の夜に、本物の月明かりだけでパフォーマンスをするNeon Moonlightの姿。

K-POPシーンに旋風を巻き起こす7人組ボーイズグループ「Neon Moonlight」。その最年少メンバー、マンネのチョン・ハヌル(17)が初プロデュースした新曲MVが、韓国チャートで異例のロングラン1位を記録中だ。しかも制作の裏側には、ファンも思わず笑顔になる“月明かりの奇跡”があったという。

ハヌルが手掛けた最新曲『Starry Wink』のMVは、その純粋で繊細な歌唱力と、全編月夜に撮影された幻想的な世界観が特徴。実は撮影の日、大規模な停電が発生し、照明機材が一切使えなくなってしまった。多数のスタッフが途方に暮れるなか、ハヌルは静かに空を見上げ「本物の月明かりだけで踊ってみませんか?」と提案したという。「星と月が推しの味方になった夜、みんなの笑顔が最高のセットになった」とスタッフのイ・ダヒ(28)は語る。

撮影はそのまま続行され、メンバーやバックダンサーたちは月明かりと共にダンスを披露。偶然にもその夜は特別に明るい満月で、メンバー全員がほのかな光の中で輝きながらパフォーマンスした。撮影中、スタッフの間で手を握り合い小声で励まし合う様子も見られ、「何度も“素晴らしい夜だ”と涙ぐむスタッフがいました」と衣装担当のキム・ヨンソン(31)は振り返る。

完成したMVが公開されるとSNS上では「電気がなくても推しは輝ける」「本物の月にしか出せないロマンチックな空気が伝わる」といった温かい声が続々。ハヌルの歌唱力と“偶然の奇跡”が重なった唯一無二の作品として、一部ファンは「停電MV」と呼び、毎晩自宅で月明かりの下MVを真似て踊る“月光推し活”が世界的に拡大している。

Neon Moonlightの所属事務所によれば、MVの感動エピソードをきっかけに、韓国内外から事務所に感謝の手紙や手作りムーンランタンが続々と届いているという。ハヌルはSNSで「月も星も、皆さんも、僕たちのMVを優しく照らしてくれてありがとう」とコメントし、多くのファンが月明かりに願いごとを託す“ムーンライトプロジェクト”もスタートした。暗闇でも希望と笑顔を灯す、マンネのまっすぐな勇気と温かさが、K-POPシーンを優しく照らしている。

コメント

  1. 子育て中ですが、うちの子もハヌルくんが大好きです!こんな素敵なエピソードを知って、もっと応援したくなりました。人の心に寄り添う優しさがあふれていて、親としても心から感動しました。

  2. 久しぶりに胸がじーんとするニュースでした。昔はよく停電しては月をじっと見ていたのを思い出しました。今の若い子も、月の明るさや美しさを感じることがあるんですね。希望が持てます。

  3. MV見ました!普通ならパニックになるところを、逆にチャンスに変えるなんて…マジでカッコいいです。こういうアクシデントをポジティブに受け止める力、僕も見習いたいです!

  4. この話を読んで、なんだか微笑んでしまいました。みんなが励まし合って一つの作品を作るっていいですね。夜空を見るのがいつもより楽しみになりました。

  5. 正直、停電でMV撮影続行なんて普通はありえないと思ってたけど、そんな中から唯一無二の作品が生まれるなんて…人生何が起こるか分かんないね。ハヌルとスタッフさんに拍手!