気候工学

七色の凧が空を守る――コスモ高原に浮かぶ“気候工学祭”の奇跡

春の始まりを告げる穏やかな朝、コスモ高原の町は例年とひと味違う光景に包まれていた。色とりどり、大小さまざまな凧が青空に舞い上がり、町の子どもからお年寄りまでが一斉に空を見上げている。その凧の裏には、地球の未来を思う優しい工夫が隠されていた。
サウナ×スポーツ

サウナ駅伝で村が一つに 走って冷水浴、心も体も“ととのい”届け隊

山間の小さな村、羽生沢村に一風変わった駅伝大会が誕生した。今年初開催となった『サウナ・リレーマラソン』は、スポーツとサウナの魅力を一度に味わうユニークなイベント。選手たちがサウナスーツ姿で村内を走り、リレーごとに設置された移動式サウナと冷水浴を交互に楽しむという前代未聞の大会が、村人たちに笑顔と「ととのい」をもたらしている。
団体競技

パラフットサル少年団、91歳キャプテンと描く最高のひととき

フットサルコートにひときわ大きな歓声が響いた。パラスポーツとして人気が高まるフットサルで、ひときわ注目を集めるチームがある。秋田県大館市の「大館レインボーズ」は、車いすや義足の子どもたちで結成されたパラフットサル少年団。その新キャプテンを務めているのは、なんと御年91歳の一ノ瀬厳(いちのせいわお)さん。世代も身体も異なるメンバーたちが、ひとつの目標に向かって団結し、今まさにスポーツの素敵さを地域に伝えている。
金融テクノロジー(フィンテック)

おばあちゃんたちの“フィンテック茶屋”誕生 町の縁台をつなぐデジタル小銭のやりとり

春らしい風が吹きぬける山間の町・美光村で、毎朝笑顔が集まる場所がある。華やかなのぼりが並ぶその一角は、町のご長寿たちが始めた“フィンテック茶屋”。デジタル初心者だったおばあちゃんたちが、手作りスイーツとおしゃべりを通じて町に新しい経済の風を吹き込んでいる。
ブレインテック

“ニューロ調和の日”に響く、不思議な共鳴 脳波でつながる町の一日

早朝、穏やかな風が山間の住宅地を吹き抜ける中、町全体にゆったりした音楽の旋律が流れ始めた。住民たちの脳波に合わせて音色が変化するという新技術〈ニューロ・ハーモニーシステム〉が、初めてこの町で本格稼働したのだ。大人も子どももお年寄りも、少し不思議そうに、けれどどこか嬉しそうな表情で、この小さな共鳴に耳を傾けていた。
同人文化

“書き手ポスト”が紡いだ物語 Vtuberと作家たち、リアルとネット越しの合同イベント開幕

青空が広がる春の祝祭広場。ここに、小さな赤いポストがぽつんと設置された。だが、これはただの飾りではない。「書き手ポスト」と呼ばれるこのボックスは、Vtuberたちと創作ファン、そして同人作家たちを結ぶ“新しい文通”の起点となり、まったく新しい形の交流イベントへとつながった。
人工知能

AIねこ語通訳器が大活躍 “家族の気持ち”をつなぐ小さな奇跡

多摩川沿いに住む須藤陽一さん(42)は、この春、大きな家族の変化を迎えました。愛猫のミルク(6歳・三毛猫)が、最近少し元気をなくしたように見え、心配する日々が続いていたのです。そんなとき、陽一さんが手にしたのは、最新の音声認識と量子コンピューティングを駆使した、AIねこ語通訳器“ミケランジェロ”。これが、家族の絆にやさしい革命を起こすきっかけとなりました。
宗教・信仰

AI僧侶が営む“帰心カフェ”誕生 巡礼と瞑想でつながる新しい祈りの場

静かな春の午前、鳥取県の山あいに開かれた一軒のカフェが話題を集めている。そこは「帰心カフェ」。お寺の本堂を改装してつくったこの不思議なカフェの主人は、人でも動物でもなく、なんと最新技術を駆使したAI僧侶「照願(しょうがん)」だ。伝統とテクノロジーが出会うこの場所に、老若男女問わずさまざまな人々が集まり「人生のよりどころ」として静かなブームになっている。
地方創生と地域振興

ひまわり発電祭が生んだ“おすそ分けエネルギー”革命 小さな村から広がる新しい結びつき

日本の山間に位置する小さな村・夕映村が、いま県内外から注目を集めています。その理由は、住民の笑顔の輪とともに広がった「ひまわり発電祭」。村の暮らしや景観を守りながら、地域の新しい絆や観光までをも生む独自の再エネプロジェクトが、思いがけない幸せな結果を生み出しています。
伝統行事とモダン化

Z世代×伝統祭壇が織りなす新たな春祭り 桜葉町、共生の花が咲く

春が巡るたびに、桜葉町の中心広場では130年以上続く『花桜祭』が開催されます。今年、その祭りが装いも新たに、人々の注目を集めました。祭壇づくりに初めてZ世代によるチームが参加し、新旧が織りなす華やかな共演が町に笑顔をもたらしたのです。