奇跡のフィットネスバス、町に健康の輪 高齢者も子どもも“筋トレスター”に

フィットネス器具付きのカラフルなバスのそばで、高齢者と子どもが一緒にトレーニングを楽しむ様子。 フィットネスジムトレーニング
サーキットライフ号の前で高齢者と子どもが笑顔で運動を楽しむ町の日常。

フィットネスジムへ通うことが難しい、と感じている人たちを元気づける一台のバスが今、人々の心と体を動かしている。愛宕町を走る「サーキットライフ号」は、町中を巡りながら様々な世代を乗せて走る移動型トレーニングジム。“運動は楽しくなければ続かない”という想いから始まったこの取り組みは、年齢も運動歴も問いません。最新のウェアラブルデバイスやオンラインコーチ、遺伝子検査結果まで活用し、乗るたびに参加者の体と心に小さな変化を届けています。

サーキットライフ号は週7日、町内12カ所の停留所を回り、各地でジムスペースに変身。バスの床下から組み立て式のトレーニング器具がせり上がり、希望者は気軽に利用できる。参加者はウェアラブル端末を手首に装着し、心拍や汗の量、運動の強度をリアルタイムで確認。バス内に組み込まれた有酸素運動コースや、筋トレコーナーで“自分ペース”のサーキットトレーニングが行える。どのプログラムもオンラインで人気トレーナーとつながっているため、画面越しで励ましの言葉が飛ぶのもこのバスならではの光景だ。

町内の78歳・長谷部静代さんはご主人を亡くしてから外出がおっくうになったが、孫の一真くん(10)が「一緒にバスに乗ろう」と手を引いてくれたことがきっかけだった。初めは戸惑いながらも、サーキットライフ号での運動を重ねるうち「久しぶりに汗をかいて、心まで明るくなった気がします」と笑顔を見せる。今では孫と二人でバスの筋トレスター認定バッジを集めるのが毎週の楽しみだという。

町内クリニックの加藤医師(52)は「このバスでは希望者に無料で簡易遺伝子検査もし、運動プランを一人ひとりに合わせています。健康増進はもちろんですし、町全体の一体感につながっている」と語る。しかも苦しい食事制限は不要。月会費は町の商工会議所や有志の寄付によって大人も子どもも無料。SNSには『うちの子、初めて縄跳び100回!』『86歳の母がバスで腹筋5回も成功』など毎日ほほえましい報告があふれる。

最近では町外からの“筋トレバス体験ツアー”客も増加中で、地域商店の売上も微増したとか。サーキットライフ号の車体には、乗客が自分の目標や励ましの言葉を寄せ書きするスペースが生まれた。『あなたの汗が、みんなの元気になる』『無理なく一歩、必ず前に』――バスが町を一周するたび、小さな勇気と笑顔が乗り継がれてゆく。

コメント

  1. 子どもと一緒に参加できるなんて素敵ですね!運動が苦手な私でも楽しめそう。うちの息子にもぜひバスで新しいチャレンジをさせてあげたいです。町が元気になる取り組み、応援しています!

  2. こんなイベント町にほしいです!オンラインでプロのトレーナーに見てもらえるとか、めっちゃ先進的。友だち同士で筋トレしながら盛り上がれそう。地方こそこういうのもっと広がってほしいな〜

  3. うちの商店街の売上もちょっとずつ伸びてるのは、このバスのおかげだったんですね。最初は変わったバスだな〜と思ってたけど、町の人の笑顔が増えてて嬉しいです。

  4. 78歳の静代さんのエピソードに心が温かくなりました。私も孫ともう一度一緒に運動できたらいいなぁと思います。無料で遺伝子検査まで…時代は変わりましたね。こういう楽しい活動、ずっと続いてほしいです。

  5. 寄せ書きスペースの言葉、めっちゃ胸アツ…。自分の頑張りがみんなの勇気になるって最高じゃん!こういうの読むと明日もがんばろーって思えます。バス、乗ってみたい!