家族みんなで始める“ほたる貯金”──ロボット家計簿がつなぐ小さな投資の奇跡

窓辺で光るほたる型の貯金箱を見つめて微笑む日本人家族が夜の室内に集まっている様子。 家計と投資
家族で使う光る貯金箱が、星野家の夜をやさしく照らしている。

共働きが当たり前となりつつある時代に、家計のやりくりや資産運用について悩みを抱える家庭は少なくない。そんな中、福岡県志賀町で暮らす星野知也さん(41)と美和さん(38)、そして小学生の双子、颯太くんと陽菜ちゃんの4人家族が、生きものたちの光に見守られながら、家族で楽しく資産を“育てる”新しい習慣を始めたと話題になっている。

きっかけは、家族で参加した地元のナイトピクニック。夜の堤防沿い、ほたるの群れが幻想的な光を放つ中で、子どもたちがふと「ぼくも、ほたるみたいにキラキラ貯金したい!」と言い出した。そこで主婦でもある美和さんは、家族の目標を“光る貯金箱”に託すことに決めた。家計簿ロボット「アルクン」を導入し、収入の一部やお手伝いポイントが貯まるごとにLEDが点灯、合計額と“家族ポイント”がほたる型ディスプレイに光って表示される仕組みを作った。

「貯めたら消費じゃなく、一緒に育てる体験を増やしたい」と考えた知也さんは、家族で毎月話し合い、国内外の様々なインデックス型投資信託を応援する“ミニ投資会”を開催。子どもたちは、自分の手で選んだファンドや企業に仮想コイン(1コイン=100円相当)を投じ、1ヶ月以内に価値が微増すると、貯金箱のほたるがひときわ強く光る仕掛け。この光は、玄関の窓をやさしく照らし、ご近所の子どもたちまでも楽しませている。

面白いのは、星野家の様子がSNSで“家計ほたる”現象として拡散され始めたことだ。地元のSNSグループには「家計管理が苦手だったけど、光る貯金箱で家族会議がゲーム感覚になった」「子どもが“お金=未来を照らすもの”と実感できるようになった」と、多くの共感の声が集まった。最近では、ご近所8軒が同じ仕組みを導入。共同の投資結果を町内の“ほたるマップ”スポットで発表する“光の報告会”まで開催されるようになった。

さらに、星野家は昨年より住宅ローンの一部返済も“ほたる貯金”から実施。ローン返済額ごとにロボットが「今日も輝いてるね」と応援を話しかけ、小さな達成感を家族にもたらすという。FP(ファイナンシャル・プランナー)の桜井稔さんは「家族全員で資産運用や住宅ローンに向き合うことで、金融教育としても、家族の絆づくりとしても理想的なモデルです」と評価する。

「お金のことって、難しいとか不安なイメージがあったけど、家族みんなでほたるを育ててるみたいで楽しくて」と陽菜ちゃん。「いつか本物の蛍みたいに、みんなの町をずっと明るく照らし続けたい」と颯太くんも微笑む。今年の夏、志賀町には各家庭の窓辺に小さな“家計ほたる”が光り、優しい灯りが地域に新たな絆を生み出している。

コメント

  1. 素敵な取り組みですね!うちも最近、おこづかいの使い方で悩んでたので、光る貯金箱のアイデア真似したくなりました。子どもと一緒にお金について話せる時間が増えそうで羨ましいです。

  2. いや〜、町の窓にほたるの灯りがともるなんて、昔ながらの風景に少し未来が混ざったみたいでほんとに心があったかくなります。若い家族の頑張りにワシも元気もらいました。

  3. かわいすぎる!家計とか投資って大人の話と思ってたけど、これなら興味持てそう。うちの家族もアルクン導入してくれないかな…家族会議も楽しくなりそうでうらやましいです!

  4. 星野さんのお家の貯金ほたる、いつも息子が帰り道に見て「きれいだね」って言ってるんです。家族の頑張りが町全体まで広がってて、本当に優しい気持ちになれます。

  5. 正直、家計簿なんて続いたことなかったけど、こうやってゲーム感覚でやれるなら自分も続けられる気がします(笑)光で成果が見えるって、地味に達成感ありそう。ちょっとやる気出ました!