星空が広がる大地町の湖畔広場で開催された、一晩限りの「流れ星ナイトマーケット」が、地域の子どもからお年寄りまで笑顔に包まれる心温まる夜を生みました。さまざまな体験型ブースや食育ワークショップ、幻想的なナイトウォークとともに、まるで夢の世界のような時間が流れました。
主催したのは、地元民芸クラブと湖畔小学校のお母さんたちによる合同実行委員会。早春のやわらかな夜風の中、広場へ続く小道には、子どもたちが創った星型のランタンが灯され、訪れる家族や友人グループに「ようこそ!」と優しく道案内します。受付で渡す「願いごとカード」に来場者が想いを書き込むシステムに、オープン直後から長い列が。カードは会場中央の“流れ星ツリー”へ飾られていきました。
飲食ブースでは、地元農家のヤマダカリナさん(38)による野菜チップスの試食や、ベテラン漁師ホシノトオルさん(62)の特製ホタテ炊き込みご飯が大人気。手作り料理の優しい味が、普段は少しシャイな中学生たちも「おかわりありますか?」と笑わせます。フードコーナーに続いて、食育体験として野菜の目利き&ミニ調理教室も行われ、子どもたちは野菜スタンプを作り、保護者と一緒にレシピカードを手に。「自分で作ったおにぎりをパパに食べさせたい」と話す児童の言葉に、周囲からも笑顔がこぼれていました。
また『記念撮影スペース』では、ワークショップリーダーのミナミジュンさん(24)が手作りした星降る背景前に、親子や友人どうしで撮影が続きました。カメラを持ち込めない人のため、会場スタッフがインスタントカメラを無料で貸し出し、写真はその場で台紙に貼って持ち帰れる仕掛け。「夜に家族みんなで写真を撮るのは初めて」「飾っておきます」と、来場者はみなこの貴重な思い出を喜んでいました。
さらに夜の目玉、『幻想ナイトウォーク&eスポーツ体験』がスタートすると、人気ゲームデザイナーのスガワラタクトさん(30)が即席で組んだローカル対戦チームにキッズたちが挑み大盛り上がり。野外ではペンライトトーチを持って星座を探しながら歩く“天の川トレイル”が展開され、ゴール地点の流れ星ポイントで願いごとが本当の流れ星と共に夜空へ放たれる演出も。SNS上では「子どもが普段自分から話しかけられないお友達と自然に会話できた」「大人同士も再会や新たな交流が生まれてうれしい」と投稿が続々と寄せられました。普段の町の日常や世代の垣根を越えて、温かいつながりと笑顔が広がった一夜となりました。


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