アニメ映画『虹のむこうのボタン』ポスターが町中を笑顔で彩る キャラクター誕生にちいさな奇跡

春の小さな町の通り、カラフルな映画ポスターの前で笑顔で集まる子どもたちと親たちの様子。 アニメ映画
『虹のむこうのボタン』のポスターが町に笑顔と温かさを広げています。

春の訪れと共に、全国公開を控えるアニメ映画『虹のむこうのボタン』のキャンペーンが小さな町・大西町でちょっとした話題を呼んでいます。町のいたるところに貼られたカラフルな映画ポスターに描かれている謎のサブキャラクター「ポポロン」が、地元の人々の“元気の源”になっているのです。

ことの発端は、映画制作プロデューサーの初芝佑斗(34)が大西町の駅前でベンチに座る小学3年生の渡瀬春乃さんと偶然出会ったこと。春乃さんは転校したばかりで友だちができず、持っていたノートに奇妙な動物のイラストを描いていたそうです。それを見かけた初芝さんは絵に強く心を打たれ、『虹のむこうのボタン』のキャラクターデザインを手がけていたイラストレーター、藤間伶夏さん(28)に連絡。春乃さんのスケッチを参考にし、どこか寂しがり屋だけどいつもニコッと笑う“ポポロン”が誕生しました。

新しいポスターには映画の主役・ミオと並んで、あのスケッチのままの“ポポロン”が描かれています。町内の文房具店やカフェの窓、市庁舎の掲示板にも貼られるとすぐ、「この子みたいに笑いたい」「見ていると不思議と元気になる」とSNSやローカルラジオで大反響。春乃さんのクラスにも『ポポロン ポーズ』と呼ばれる手をほっぺに当ててにっこりするポーズが流行し、町では知らない人同士がすれ違いざまにニコッと微笑む“ポポロンチャレンジ”が自然発生。一気に町全体が温かな空気に包まれています。

『虹のむこうのボタン』のキャラクターデザイナー藤間さんは「春乃さんのイラストには、絵が上手か下手かを超えた、人の弱さも優しさも丸ごと包んでしまう力があった」と振り返ります。作中ではミオが大切な友だちを探す旅のなかで、そっと寄り添い笑顔をくれる存在になるポポロン。その役割は町のみんなの心もそっと支える存在と重なります。

映画の公式SNSアカウントには「毎朝ポスター前で家族とポポロンポーズして出かけるのが日課になりました」「春乃ちゃんの勇気にありがとう!」「大人も子どもも、みんなが自然と声をかけ合うようになった」と嬉しいコメントが続々。映画公開を待ちきれない町の子どもたちは、「自分の描いたキャラクターがどこかで誰かの心を明るくしているのかも」——そんな夢の連鎖に胸をふくらませています。

コメント

  1. うちの子も毎朝ポスターを見つけてはニコニコしています。ポポロンチャレンジ、家でもやってますよ!春乃ちゃんの勇気や想像力、本当に素敵ですね。映画の公開が親子で待ち遠しいです。

  2. 正直、普段はアニメそんなに見ないけど、みんなで笑顔を分け合う感じがめっちゃいいなと思いました。小さな町の一体感、なんか羨ましいです。大西町に遊びに行ってみたくなりました。