推しがつなぐ“フラッグリレー”――都市型音楽フェスに笑顔の輪広がる

都市型音楽フェス会場で、来場者たちが巨大なメッセージ入りフラッグに思い思いの言葉やイラストを書き込んでいる様子のリアルな写真。 音楽フェス
観客たちが笑顔で“スマイルフラッグリレー”に参加し、フェスの雰囲気をさらに盛り上げている。

都会のど真ん中に春の陽気が漂う中、人々の笑顔が咲き誇った音楽フェスが先日、光栄都市中央公園で開催された。ビートに身をゆだね、推しアーティストを思い思いに応援する観客たち。その間を縫うように、1枚の不思議なフラッグがゆっくりと会場を巡っていた――。

この音楽フェス『カラフルビートシティ』では、世界各地から集まったアーティストとVJチームが共演。野外ステージを彩る映像と音楽に加え、ひときわ目立ったのが“スマイルフラッグリレー”だった。この巨大な旗は、来場者一人ひとりが自分の『推し』への想いや願いごとを自由に書き込めるもの。最初は高校生バンド推しの会社員(32)、花崎圭人さんが「良い一日になりますように」と記したが、あっという間に新しい色と言葉で埋め尽くされていった。

そのフラッグリレーのスタート地点は、休憩所と飲食エリアの間に設けられた“推し活スペース”。ステージの合間に立ち寄る人々が、フラッグに願いや推しへのメッセージ、ちょっとしたイラストを描き込む光景が絶えなかった。やがて気持ちのこもった旗は誰かの手から別の誰かへと受け渡され、ふとした偶然から友だちができたり、初対面同士が「推しトーク」で盛り上がったり――SNSでも「 #フラッグリレーで推し友増えた 」の投稿が拡散した。

音楽ファンだけでなく、近隣住民も巻き込む形で会場はどんどん温かい雰囲気に包まれていった。10年以上毎年参加しているという高齢者の井堀智子さん(67)は、「最初は会場が広くて不安だったけど、この旗をきっかけに若い子たちとも自然に話せて本当に嬉しい」と満面の笑顔。フェススタッフの福田晴人さん(26)は、「今年からオンライン配信ライブのチャットでも、デジタルフラッグ機能を取り入れました。会場外のファンの想いも、大スクリーンに映して紹介できました」と語る。

夕方には、リレーされた旗がメインステージの中央に掲げられるクライマックス。出演者たちもフラッグに寄せられた“推し活応援”メッセージを読み上げ、会場中に多幸感があふれた。観客も、旗への想いを共有した知らぬ隣人とハイタッチ。都市の真ん中に、小さな優しさと大きなつながり――そんなフェスの新しい風景に、最後まで笑顔の連鎖が止まらなかった。

コメント

  1. 小学生の娘と一緒に参加しましたが、フラッグに親子でメッセージを書き込むのがとても楽しかったです!普段話さない人とも自然に会話できて、こんなイベントがあると子育てもしやすい街になるなぁと思いました。また来年も家族で行きたいです♪

  2. 毎年フェスには少し気後れしていましたが、今年は思い切って参加。フラッグリレーのおかげで、世代を超えて話せる場になっていると実感しました。若い方のエネルギーをもらえて、心も若返った気分です。素晴らしい企画ですね。

  3. 初めて一人でフェスに行って緊張してたんですけど、フラッグリレーで名前も知らない同世代といきなり意気投合!推しアーティストのことを語り合えたり、友だちができたり、本当に幸せな時間でした。こんな出会いもあるんだなって感動…!

  4. 普段は静かな公園だけど、今日は音楽と笑顔の溢れる素敵な空間になっていて、見ているだけでほっこりしました。近くの住民として、子どもからお年寄りまで楽しめるイベントがあるっていいですね。来年は自分も参加したいです!

  5. こういう“みんなで作る”感じのフェス、めっちゃ好き!しかもオンラインでもデジタルフラッグって発想が最高。遠くからでも気持ちを届けられるの、今の時代ならではですね。来年は現地で生フラッグ書きたいな〜!