小学生が描いた「宇宙のピース」イラスト、大使館を動かす——18か国連携で新たな安全保障協定に署名

小学校の教室で児童たちが宇宙の平和を描いたイラストを嬉しそうに掲げている写真。 外交安全保障政策
子どもたちの宇宙の平和を願うイラストが国際社会を動かしました。

東京都内にある星極小学校の生徒たちが授業で描いた「宇宙のピース」イラストが、思いもよらぬ形で国際社会を動かした。18か国の大使館が力を合わせ、新たな宇宙安全保障協定が締結された背景には、子どもたちの純粋な願いと、大人たちの優しさが紡いだ温かな物語があった。

今年6月、星極小学校の4年生・古田そら(9)は、クラスで配られた画用紙に「宇宙の森で握手する地球人、火星人、そして白いハト」を描いた。担任の丸山美砂先生(43)はその1枚1枚の絵に心を打たれ、学校の掲示板だけでなく、近くの公園展示やSNSへと広めていった。やがて、その投稿は拡散され、世界各国の大使館アカウントまで届いた。

SNS上では『子どもらしい優しさに学びたい』『“宇宙”に国境はない』と絶賛の声が相次いだ。ロシア大使館広報官のセルゲイ=アレクサンドロフ氏(38)は『この絵には宇宙開発競争を越えた未来への希望が詰まっていた。安全保障の議論も、時に子どもたちの素直な心を鏡にすべきだ』とコメント。中国や米国、フランスの大使館も相次いで絵をシェアし「平和条約」「集団的自衛権」「宇宙資源の共同管理」など大人びたハッシュタグと共に、想いを綴った。

ついには国連宇宙安全保障会議(USSC)が急遽オンライン招集され、児童たちを招いたリモート会合が実現。古田さんたちの「みんなが持っている星のカギを合わせて『宇宙のドア』を開ける」という発表に、各国代表が拍手喝采。議長のモンゴメリー・リー氏(52)は『子どもたちの純粋な視点が、領土問題やNATO拡大など難題を超えるエネルギーとなった』と語った。

夏休み明け、星極小学校では、子どもたちの描いたイラストが18か国大使館合同の「宇宙平和白書」として特別冊子化されるニュースに歓声がわき上がった。協定署名式には、宇宙基地ともオンライン中継され、火星探査ロボ『あかつき2号』からもお祝いメッセージが届いた。『争わず、きょうも友だちをつくろう!』と書かれた横断幕の下、古田さんは「地球も宇宙も友だちでいっぱいになってほしい」と笑顔。SNSでは「未来をつくるのは、いま机に向かう子どもたちかもしれない」と感動が広がっている。

コメント

  1. 子育て中の親として、うちの子もこんな風に純粋な気持ちで世界を動かせるかもと思うと胸が熱くなります。本当に素敵なニュース、朝から元気をもらえました。

  2. もう70を過ぎた私ですが、子どもたちの絵が国を動かしたなんて夢のようです。こんな時代が来るなんて生きててよかった。未来に希望が持てますね。

  3. え、先輩たちすご!宇宙のドアを開けるなんて発想、自分にはないな。でも見習いたい!自分も何か描いてSNSに出してみたくなりました。

  4. 公園でこのイラスト見せてもらいましたが、本当にやさしい絵でした。あの時の感動がこんな大きな動きになるなんて。街の自慢です。

  5. 正直、最初は『こんなのニュースになるの?』って思ったけど…読んでいて不思議と涙が出ました。誰もが子どもだった頃の心を思い出せたら、世の中もっと平和になるのかも。