リモート猫が仲間をつなぐ日常革命 全国で“ほっこりキャットワーク”広がる

ノートパソコンで作業する女性の膝の上に猫が座り、カフェの一角でくつろぐ様子の写真。 リモートワークライフ
キャットワークの現場では、猫とともに働く温かな日常が広がっています。

近年、自宅やカフェなど多様な場所で働くリモートワーカーが増えているなか、都内から全国へと広がる意外な取り組みが静かな話題を呼んでいる。「キャットワーク」と呼ばれるこの新潮流は、インターネットの力と人々のやさしい連携を活かし、リモートワークにユーモアといたわりをもたらしている。

きっかけを作ったのは、千葉県松戸市在住のフリーライター・狐塚明日香さん(34)。月に数回、サテライトオフィスとして利用する「ねこ小町珈琲店」で、店の看板猫ミケルに膝の上を占領されつつキーボードを叩くうち、オンライン上の「リモート猫ヘルパー」ネットワークを立ち上げた。これは、在宅でリモートワークを行う人と“お仕事応援猫”を画面越しにつなぐサービス。全国の提携猫カフェや動物シェルターから、インターネットを介して好きな時間に「リモート猫タイム」を予約できる。

「在宅ワークが増えて気づいたんです。静か過ぎる部屋で集中力が切れそうな時、モフモフのぬくもりを感じられたら、どれだけ救われるかって。カメラ越しとはいえ猫の寝姿や肉球のアップを見るだけで、心がふっと和むんですよ」と狐塚さんは語る。ミーティングの合間やタスクに行き詰まった時、パソコン画面の一角に現れる“猫の手”がリフレッシュ効果絶大だと、SNSでは共感の輪が急拡大中だ。

全国で提携する猫カフェはすでに40店舗を数え、利用者アンケートでは「仕事の合間に癒やされて、集中力が持続するようになった」「フレックス制度と併用して、家族で‘猫おやつタイム’も楽しんでいる」といった声が寄せられている。北海道のサテライトオフィス「雪猫ラウンジ」では、出張スタッフがインターネット経由でお気に入りの看板猫と“オンラインお昼寝”をシェアする特別プランを企画。置き配の配達員が隠しカメラで“猫と宅配便ミニドラマ”を演出、依頼主に「今日は猫と一緒にタスクを片付けておきました」とユーモラスな映像を届けるサービスも始まっている。

南から北まで、職場も家庭も“ねこまみれ”状態となるこの潮流。温かい交流が人々の日常をやわらかく彩っている。「ちょっとした愛情や優しさを、現実にもバーチャルにも分かち合えれば、リモートワークも毎日がもっと楽しくなります」。そう語る狐塚さんの周りでは、この冬も“肉球サミット”のオンライン開催が決定。寒い季節に、全国でさらに多くの笑顔が生まれそうだ。

コメント

  1. 子育て中でリモートワークしている私には、本当にありがたいサービスです!画面越しとはいえ、猫ちゃんの姿に何度も癒やされて、仕事と家事の合間のリセットになりそう。家族みんなで『次はどの猫さんに会おう?』って話すのも楽しみのひとつです♪

  2. 猫カフェになかなか行けない地方の一人暮らし大学生なので、これめっちゃいいです!リモート授業受けながら猫眺めて癒されたい(笑)。受験勉強のときにも欲しかったなー。バーチャルでも猫パワー偉大です!

  3. 年を取ってから猫と触れ合う機会が減ってしまい、正直少し寂しかったのですが、こうした取り組みがあると聞いて胸があったかくなりました。昔飼っていた猫のことを思い出して懐かしくなるとともに、今の世代がこうして癒されているのは素敵ですね。応援しています。

  4. うちの近所の『ねこ小町珈琲店』にもよく行きますが、まさかリモートの猫ヘルパーまでやってるとは…!実際お店の雰囲気も温かいし、普段通りがかるだけで癒やされてます。地域のこういう明るい話題がもっと広がるといいなと思います!

  5. こんなにほっこりするリモートワークのアイデアがあったなんて感動した!コロナ禍で在宅が当たり前になってから、人と直接触れ合う機会が減って少しさみしい時もあったけど、画面越しの猫の仕草に思わず笑顔になっちゃいそう。猫と一緒に仕事したい派の私にはぴったりだな~