北陸地方の小さな町・朝日町で、“音楽とお弁当”によるユニークな健康プロジェクトが話題となっている。町の外れに広がる棚田で、農家グループ「緑の音楽団」と地元小学校の5年生たちが共同開催した「田んぼのお弁当フェスティバル」には、大人も子どもも笑顔が溢れた。
「田んぼのお弁当フェス」は、農作業の合間に音楽を楽しみつつ、自然の恵みを感じながらバランス食のお弁当を味わう企画。音楽団のリーダーである農家の鈴木一馬さん(62)は、「昔は農作業しながらよく唄を口ずさんだものです。今も唄えば、不思議と体も心ものびのびする気がします」とにっこり。フェス当日、田んぼ脇に置かれた手作りベンチには、オカリナやアコーディオンの音色がやさしく響きわたった。
お弁当には昨年、子どもたちが農家とともに育てた黒米や旬の野菜がふんだんに使われ、郷土の伝統料理にアダプトゲン(自然治癒力を高める食材)を組み合わせた特製メニューがずらり。小学生の小野田さくらさん(11)は「大きな声で歌ったあとのおにぎりは、いつもの何倍もおいしい」と目を輝かせる。味噌玉スープや、地元の梅干しを使った副菜には、政次康弘校長(59)も「食べるだけでなく、どんな人がどんなふうに育ててくれたかを感じられる食教育こそ、現代病を防ぐ第一歩ですね」と語った。
盛り上がりを見せたのは、農家のおばあちゃんたちによる昔話の語り部タイム。談笑の合間、子どもたちが持ち寄った空き容器をリサイクルボックスへ運ぶ姿に、農家の中井ふみえさん(70)は「ごはんを粗末にせず、自然も大事に思える子が増えて本当にうれしい」と頬を緩めた。SNS上では「田んぼと音楽と手作り弁当、全部が心のくすりみたい」「都会でもやってほしい!」といった投稿が相次ぎ、フェスの映像は1週間で再生5万回を突破した。
プロジェクトを監修した食文化研究家の藤本玲子氏(43)は、「サステナブルな農業体験の中で、音楽によるリズム運動や人とのつながりが、食の喜びをさらに健康的にしてくれる」と分析。来季は町をあげて、地元特産の山菜を使った新メニューや親子向けミニライブの計画も進行中だという。田と人と音楽が響き合う、朝日町の新しい健康づくりは、静かに日本各地へ広がり始めている。



コメント
素敵な催しですね!うちにも小学生の子がいるので、食育や自然に触れる体験がうらやましいです。音楽とお弁当で健康にもなるなんて素晴らしい発想。ぜひ他の町でもやってほしいです!
昔は田植えのとき、みんなで唄いながら働いたもんです。この記事を読んで懐かしくなりました。今の子たちも楽しく田んぼと関われるのは本当にいいことですね。
めちゃくちゃほっこりしました!最近はオンラインばっかりだから、こういうリアルなつながりが羨ましいし憧れます。ボランティアでも参加してみたいな。
お弁当を楽しみながら地域みんなで自然や伝統を守ってる姿、ほんとに素晴らしい!自分の町でもアイデアを参考にさせてもらいます。子どもたちがごみをちゃんと片付けているのも感動です。
読んでて胸があたたかくなりました!都会じゃ体験できない催しなので、機会があればぜひ参加してみたいです。自然や人のぬくもりを感じられるニュースをもっと知りたいです。