人口減少社会

人口減少社会

“孫宿り”プロジェクト始動 テレワークで甦る信濃の温泉宿と人口減少集落の奇跡

かつて賑わいを見せた信濃地方の「湯ノ坂町」が、人口減少と高齢化により旅館の灯が消えかけていた。しかし最近、その町に小さな奇跡が起きている。きっかけは、都会で暮らす会社員・望月慎一(36)の祖母、望月春乃(80)が始めた「孫宿り」プロジェクトだった。
人口減少社会

消えかけた村に子どもたちの“図書館”誕生、世代をつなぐ光となる

和歌山県北部の人口370人ほどの山間の村に、今春、小さな奇跡が起こった。閉鎖寸前だった旧小学校の一室が、子どもたちの手でカラフルな図書館に生まれ変わり、遠くから若い家族がくるきっかけとなったのだ。静かだった村は、木漏れ日と朗らかな声で再び息を吹き返し、地域を包む温かな輪が広がっている。