カラフルベンチ

LGBTQ+と社会

カラフルベンチが街を変える——ノンバイナリーの願いが繋ぐ“小さな平等”

とある週末、緑豊かな市民公園で、七色に塗られた新しいベンチが次々と設置され、のんびり歩く人々の間に思わぬ会話の輪が広がり始めました。誰もが座れる場所を目指したこのプロジェクトのきっかけは、一人のノンバイナリーの青年、久賀陽(はる)さん(27)の小さな願いでした。