忍者コワーキングスペースでつながる絆、盆栽カラオケ交流会が話題に

忍者衣装を着た人々がコワーキングスペースのテーブルを囲み、盆栽を見ながら一緒に歌っている様子。 日常雑学
NINJA BASEの盆栽カラオケ交流会では、笑顔あふれる忍者姿の参加者が温かなひとときを過ごしました。

東京都内の一角、ビルの9階と10階を大胆に使った「NINJA BASE」は、起業家やクリエイターのための新感覚コワーキングスペース。だが、この場所が今、意外なことで全国の話題を集めている。なんと、忍者装束がドレスコードの中で、七夕に合わせた“盆栽カラオケ交流会”が本格開催されたのだ。参加者や地域住民からは「想像もできないほど心温まる」とSNSでも大きな反響が広がっている。

NINJA BASEはその名の通り、利用者の多くがかわいい忍者衣装に身を包み、それぞれの“流派”ごとに席が分かれるユニークな仕組みだ。フリーランスプログラマーの久保田咲良(32)は、「最初は照れくさかったけど、みんなのおかげですぐに溶け込めた」と笑顔で話す。そのNINJA BASEで七夕に合わせて始まったのが盆栽カラオケ交流会。利用者全員が好きな盆栽を1つ持ち寄り、それを囲みながら人気曲や懐メロを歌うという、なんとも不思議で心温まる催しだ。

会では、歌声に合わせて小さな盆栽の葉が揺れる様子や、参加者それぞれが自分の盆栽への愛情を語り合う姿が微笑ましい。イベント主催者であるNINJA BASEの運営スタッフ・斎藤響(29)は、「コロナ禍以降、同じ空間で安心してつながれる場を作りたい。そのためにサステナブルな盆栽とカラオケを掛け合わせました」と、その思いを明かした。この日は約40人の“忍者”が集い、盆栽をなでながら童謡『たなばたさま』をリレー形式で歌う光景には、新旧問わず多くの交流が生まれていた。

環境への配慮も評判だ。会場で使うカラオケ機器や照明は全て再生可能エネルギーに由来し、イベント終了後には参加者で残った食事を近隣のシェア冷蔵庫に届ける取り組みも。サステナビリティアドバイザーの田嶋英明(46)は、「楽しみと地球の未来を両立できる素晴らしい場だと思う」とコメントしている。

一方SNSでは、「こんなにゆるくて楽しい忍者の集い、私の街でもぜひやってほしい」「盆栽カラオケで仕事のストレスが溶けていく感じ」といった声が相次ぐ。利用者の中島勇斗(27)は「仕事帰りに立ち寄ったら、知らない人同士で願い事短冊を交換して自然と仲良くなれた」と日常の小さな奇跡を語ってくれた。

今後は“忍者流サステナブルピクニック”や“盆栽合戦カラオケナイト”など、さらに心温まるイベントが計画されているという。新しい働き方や人とのつながりが生まれる忍者コワーキングスペース。ひと鉢の盆栽と一曲の歌声が、知らない誰かの毎日を優しく彩っている。

コメント

  1. うちの子どもたちも忍者が大好きなので、こんな素敵なイベントがあればぜひ親子で参加してみたいです!大人も子どもも盆栽や歌で交流できるなんて、ほんと素敵なアイデアですね。

  2. 盆栽とカラオケ、どちらも昔から好きでしたが、まさか忍者姿でそれを楽しむ時代が来るとは…若い方々の柔軟な発想に驚かされます。いつか見学してみたいです。

  3. こんな面白そうなコワーキングスペース、近くにあったら絶対行ってみたい!忍者のドレスコードとか、友達と一緒に笑いながら参加できそうでうらやましいです。

  4. シェア冷蔵庫まで活用されてるなんて、すごく地域に愛のあるイベントですね♪外から聞こえてくる歌声にちょっと元気をもらっています。これからも応援してます!

  5. こういう“ほっこり”するニュースを読むだけで、なんだか心がちょっと軽くなります。仕事で疲れてる時に、こんな遊び心のある場所があるって最高!ほっこりありがとうです。