人気Vチューバー「橘あかり」が、ファンとともに実際の公園で同時配信を行うという前代未聞のイベントを開催し、多くの感動と笑顔が生まれました。バーチャルとリアルが優しく交差する一日は、ネット越しの“推し活”にも新たな温もりをもたらしました。
橘あかりは、透明感のある声とユーモラスな配信で昨年急速にファンを増やした新進気鋭のVチューバー。今月、彼女の新衣装発表に合わせて『みんなと青空配信したい!』という呼びかけがSNSで拡散されると、全国の公園で同時刻に“推しチャット”をする企画が立ち上がりました。発起人は大学生の世良まこと(21)で、「推しと同じ空の下で応援したい」と想いを語りました。
当日は、橘あかりがバーチャル空間から配信する画面と、現実の公園に集まったファンたちがそれぞれスマートフォンで参加できる二重配信が実現。配信が始まると、公園の芝生にはレジャーシートと手作りうちわ、そしてファン自作の二次創作イラストが溢れました。まさに『バーチャル・リアル一体型ライブ』の誕生です。「隣の人もあかりちゃん推しで自然と会話が弾み、リアルの友達もできた」と、中学生の岡島千紘さん(14)は瞳を輝かせます。
配信中、橘あかりは画面ごしに公園の風景を聞きながらファンとおしゃべり。突如、小学生グループがリスの着ぐるみで乱入し、思わぬ“配信事故”に。あかりちゃんも驚きつつ『みんなの愛、受け取ったよ~!』と満面の笑顔で応え、公園中が拍手と歓声に包まれました。その後もチャット欄では「リアルで推し友に出会えてうれしい」「みんなのスパチャが虹になって空に架かったみたい」と、感極まるコメントが相次ぎました。
配信のラストでは、参加者の一人がバイオリンで『あかりのテーマ』を演奏し、現地とバーチャル双方の空に音楽とエールの虹がかかりました。専門家の仮屋聡子教授(メディア文化)は、「コミュニティがバーチャルの境界を越えて、現実の小さな親切や友情へつながった意義は大きい」と評価します。二度とない青空コラボが、配信文化にやわらかな一石を投じた一日となりました。



コメント
うちの小学生の娘も、あかりちゃんが大好きで家で一緒に応援していました。娘が『ママも公園で応援しようよ!』って言ったのが可愛かったです。バーチャルだけじゃなく、外の空気を感じて応援できるなんて、本当に素敵な企画ですね。ぜひまた開催してほしいです!
最近の若い人たちの活動はほんとに面白いねぇ。バーチャルと現実がこんなにうまく交わるとは驚きました。みんなで芝生に集まって配信を見るなんて、昔でいえば夏祭りのような懐かしさも感じます。元気をもらいたい時、こういうニュース嬉しいですね。
私も参加しました!初めてネットで知り合った子とリアルで話せて、勇気出して行ってよかったです。スマホ眺めながら一緒に応援してたら、あかりちゃんの話題で自然と仲良くなれて、友達の輪が広がって感動しました!また次があったら絶対行きたい!
普段静かな公園が、あの日はすごくにぎやかでした。配信中にみんな笑ってる声が聞こえて、なんだか見てるこちらも嬉しくなりましたよ。時代は変わりましたねぇ。でも、みんなの楽しそうな姿を見て、こんな“推し活”も良いなと思いました。
まさかリスの着ぐるみで乱入なんて…!あかりちゃんもみんなも最高に楽しそうで、読んでるだけでほっこりしました。推しへの気持ちが虹みたいに広がって、リアルとバーチャルの壁を越えた温かい時間、本当に素敵です。