昭和アーケードが“人生のレベルアップステージ”に再生 孫と挑むおじいちゃんクエストが街の新名物に

昭和レトロなアーケードで、祖父と孫が並んで微笑み合いながらゲーム筐体の前に立つ様子の写真です。 ゲーム
復活したアーケード街で、祖父と孫が世代を超えて楽しむ新名物イベントのひとコマ。

レトロなアーケード街で、人と人との絆が新たなゲーム体験へと昇華している。住民たちは、語り継がれるあの“ゲームセンター”で、世代を越えた心温まるイベントが始まっていると口をそろえる。

舞台は静岡県下田市の古き良き昭和アーケード通り。かつて流行した老舗ゲームセンター「プレイホール夢舞台」が、閉店危機を乗り越えて“体験型人生レベルアップ・クエスト”として見事に復活を遂げた。仕掛け人は、元センター店主の渡辺光造さん(68)と孫の遥斗くん(11)。おじいちゃんと孫が力を合わせて考案したオリジナルのクエストは、子どもから大人まで幅広い参加者を巻き込み、大人気となっている。

イベントのルールは極めてシンプル。アーケード内に設置されたインディー風ゲーム筐体をクリアしながら、参加者たちは“人生のレベル”を上げていく。幾つかのステージをクリアするたび、リーダーボードや古いゲームのスコアボードに名前が刻まれ、見知らぬ参加者同士が次のクエスト内容を指南しあう。時には遥斗くんが“ヒント妖精役”として小さなコントローラーをそっと手渡し、難しい場面は自然と助け合いが生まれる仕組みだ。

参加者の一人、主婦の遠藤まさみさん(39)はこう語る。「子どもも大人も――時にはお年寄りまでも!みんなが“マッチメイキング”みたいにペアを組んで、自然とほめ合い、譲り合いながらゴールを目指す。気がつけば、日常のちょっとした『がんばったね』が、人生一緒にレベルアップする経験になっていました」。“オープンワールド”方式で自由に筐体や相手を選べるのも人気の秘密だ。

クエスト継続参加者にはオリジナル缶バッジや街の商店限定のポイントも進呈され、アーケード通りの活性化にも一役買っている。店主の光造さんは「ゲームは、得意な人が前に出るだけじゃなくて、苦手な人にも優しくていい。孫と一緒に考えたこの遊びは、きっと今後も街の人たちの小さな“ハッピークエスト”になっていくはず」と笑顔だ。SNSでは『リアル人生も少しだけレベルアップしたみたい』『知らない人と助け合える街、こんな場所がもっと増えてほしい』と投稿が相次いでいる。世代や腕前を超えて“励ましあい、褒め合う”このレトロアーケードの新習慣。今日も下田の通りに、温かな拍手と微笑みが響いている。

コメント

  1. わー、素敵な取り組みですね!子どもたちがゲームで遊ぶだけでなく、いろんな人たちと協力したり褒め合えるなんて、理想的な居場所だと思います。うちの子も連れて行きたくなりました。

  2. 昔のアーケードがこんな形で復活するとは…時代は変わっても、ゲームでの交流や助け合いの楽しさは変わりませんね。孫と一緒に行ってみたいと思いました。応援しています。

  3. めっちゃエモい!ガチで下田行きたくなったわ。リアルでレベルアップ体験できるとか、友達とも盛り上がりそう。こういう街が全国に増えたら素敵だと思います!

  4. 最近アーケード街が少し静かだったけど、子どもやお年寄りが楽しそうにしてるのを見かけて本当にうれしいです。人の輪が広がるニュース、朝からほっこりしました!

  5. ヒント妖精めっちゃかわいいし楽しそう!知らない人とも仲良くなれそうなのがいいなぁ。私も行けたら誰かと一緒にクエストしてみたいです!