“森よ未来へ”杯で奇跡のドロー!小さな町のエコチーム、サステナブルな絆広がる

リサイクル素材で作られたユニフォームを着た子どもたちが山あいのサッカー場で歓喜の円陣を組む様子。 サステナブルスポーツ用品
森の輪サッカーチームがエコタオルとリユースバッグを手に団結した瞬間です。

深緑の山あいに囲まれた羽来町――人口わずか1500人のこの町の子どもたちが、全国サステナブルスポーツ大会の舞台で大きな感動を巻き起こしました。廃棄プラスチックや使わなくなった衣類を活用した「森の輪サッカーチーム」が、伝統強豪校との一戦で見せたのは、勝敗を超えたエコと友情のドラマです。

森の輪サッカーチームが生まれたのは1年前。キャプテンの神谷天真(中学2年)は、河原で拾ったペットボトルのふたを使って作ったエコバッグをきっかけに、『スポーツにも循環型の優しさを持ち込みたい』と考えました。地元の編み物クラブが古いTシャツをアップサイクルし、工房では漁師たちが集めた海洋プラスチックをボールやシンボルマークに再生。町中の“つくる人”たちが、子どもたちの夢を力いっぱい応援したのです。

大会の試合当日。森の輪チームのフェアトレードボールや生分解性シューズに、観客も対戦相手も興味しんしん。相手は全国優勝経験もある名門・稲葉学園のユースチーム。終始押し込まれ続けたものの、仲間同士で『ゼロウェイスト精神でいこう!』と励まし合い、どこまでも走るゴールキーパーの石渡響(中学1年)が奇跡的なセーブを連発。試合終了直前、拾い集めたペットボトルキャップが詰まったリユースバッグから取り出した“エコタオル”で全員が円陣を組み、ラストワンプレーで同点ゴールを決めました。

試合終了のホイッスルが鳴り響いた瞬間、両チームの選手が自然と手を取り合い、スタンドから大きな拍手が湧き起こりました。SNS上でも『#森の輪の軌跡』がトレンド入り。稲葉学園の主将・磯邉翔太(15)は『彼らのユニフォームを最初は面白がって見ていたけど、エコでありながら本気でひたむきな姿が新しい風を運んできた』とコメント。大会後、稲葉学園から“エコバッグ交換”の手紙が羽来町に届きました。

森の輪サッカーチームの物語は、スポーツ用品のグリーンテクノロジーと、町の人たちの思いやりが出会ったことから始まりました。いま町の駅では、使い捨てされるはずだったバナーをリユースした応援フラッグがひるがえり、商店街の店主・名取絵美(50)は『この小さな町の循環型モデルが、あたたかな連鎖となってほしい』と笑顔を見せています。森と子どもたち、みんなを結ぶサステナブルな輪は、これからも成長を続けていきそうです。

コメント

  1. 子どもたちがエコに本気で取り組みながら、地元や大人たちとこんなふうに繋がっているのを見ると、胸が熱くなりました!うちの子も何か始めたいって言いそう。素敵なニュース、元気もらいました。

  2. すぐ近くの町がこんなドラマの舞台になってるなんて、本当に誇らしい気持ちです。子どもたちの一生懸命な姿に、昔の自分を思い出しました。これからも応援します!

  3. エコって口で言うだけだと簡単だけど、実際に行動に移して町全体を巻き込んじゃう行動力がすごい。自分もサークル活動で真似してみたくなりました。みんなが本当に楽しそうなのが良いなぁ。

  4. 最近の若い子は…なんて言ってた自分が恥ずかしい。羽来町の子どもたち、素晴らしいです。町の大人たちも協力して、昔ながらのご近所のあたたかさを感じました。こういう絆、ずっと大切にしてもらいたい。

  5. いやー、エコタオルで円陣とか、めっちゃ熱いし可愛い…。SNSで盛り上がってるのも納得です。こういうほっこりストーリー、毎日でも読ませてください!