「遠く離れていても、声は必ず届く」―そんな言葉が、スタジアムを包み込んだ。最新の公式スポーツ観戦アプリ『CheerRoom』を使い、世界15カ国から集まったファンたちが、リアルタイムで“想いの応援”を送り合う新しい観戦体験が話題をよんでいる。ある家族の小さな再会が、この潮流の中心にあった。
北海道出身のエンジニア・湊元一朗さん(42)は、現在ドイツ在住。サッカー観戦が大好きな両親と10歳の息子・真人くんとは普段、数千kmの距離。一緒にスタジアムへ行けることもそう多くはなかった。だが、昨年末リリースされた『CheerRoom』が家族団らんの形を変えた。公式アプリを立ち上げると、世界中のファンが「バーチャル応援席」で一堂に会し、どの端末からでも同じゲーム映像を、同じタイミングで応援できるようになった。
このアプリでは、ピクチャー・イン・ピクチャー機能で家族や友人の姿を試合映像の片隅に表示できる。さらに、スマートフォンやタブレットの画面を共通の“テーブル”に置いたまま、チャットや手描きメモ、サイリウムの光をオンライン上の応援席に浮かせて交流することも可能だ。VR観戦モードを使えば、あたかも実際のスタジアムで隣同士に座って歓声を上げるような臨場感まで味わえる。
先月、湊さん一家は、離れた三つの都市を結んだ初めての“オンライン観戦パーティー”を開催。真人くんの描いた応援旗や、祖父母の笑顔、ゴールに合わせて家族が同時に上げた「やったー!」の声がアプリを通じて一つとなり、画面越しに涙を流したという。「本当にみんな一緒にいるみたいでした。スタジアムの熱気が、手元から伝わってきたんです」と真人くんは語る。
SNS上では「遠くの両親と同時に感動できる時代が来た」「初対面の海外ファンとも自然に笑い合える」「一人暮らしの学生だけど、みんなで観ている感じが最高」など、温かな声が次々投稿されている。スポーツ観戦文化やメディア論の専門家・白井紫織教授(53)はこの流れについて、「最新テクノロジーを使って“心の距離”をゼロに近づけた。『CheerRoom』のような仕組みは、これからのスポーツコミュニティをより多彩で家族的なものにするでしょう」と期待を寄せる。
今年の国際ビッグマッチでは、海外在住ファン限定のオンライン応援席が新設され、世界各地からのメッセージや着ぐるみ応援パフォーマンスなどもリアルタイムでスタジアムビジョンに映し出された。“みんなで作る世界一周スタジアム”――距離を超えたつながりに、会場とバーチャル双方の観客から惜しみない拍手と微笑みが送られている。



コメント
子どもが海外の祖父母となかなか会えないので、こんなアプリがあったら本当に嬉しいです!みんなでサッカー観戦しながら団らんできるなんて最高ですね。応援の声がちゃんと届くって、素敵な時代になったなぁと思います。
いやあ、すごい世の中になりましたねえ。昔はラジオで中継を聞くのが精一杯だったのに、画面越しに家族みんなで「やったー!」と言い合えるなんて夢のようです。遠くの孫とも一緒に応援できる日が来るとは、ありがたいことです。
自分も日本を離れて寮に住んでますが、このアプリ使って地元の友達と毎週観戦してます!画面の端っこに友だちの顔が出ると、なんだか心がほっこりします。スポーツってやっぱり人をつなげてくれるんですね。
私の町内でもサッカー好きが多いので、こういうバーチャル応援企画が流行ったら、一緒に盛り上がれて嬉しいです!今度集まるとき、みんな誘ってオンライン応援会をするのも良さそう。心が温まるニュースをありがとうございます♪
一人暮らしで観戦してるとちょっと寂しいな~と思ってたんですが、こういうサービスを使えばみんなで応援してる感覚が味わえるんですね!早速友達と一緒に今度の試合、試してみたくなりました。未来ってやっぱりワクワクします!