“歩くパン”プロジェクト始動 町のみんなで免疫力アップに大行進

子どもから高齢者までが田園の小道をリュックとパンを持って連なって歩く朝のスナップ写真。 健康とウェルネス
「歩くパン」プロジェクトで町のみんなが笑顔で農道を歩く週末のワンシーン。

小鳥のさえずりとともに始まる朝。南信州の山あいの町、原村では、毎週末“歩くパン”が町の人々を元気にしています。パン?歩く?不思議な名前のこのイベントは、腸活と運動をテーマに世代を超えた笑顔と健康のコミュニティを生み出しています。

発案者は原村在住の管理栄養士・中原優美(38)さん。日々の食事指導のなかで『運動も発酵食品も“続けること”がいちばん難しい』という声を聞き、ならば町ぐるみで楽しくやってみようと“歩くパン”プロジェクトを立ち上げました。参加者はマイコップと水筒、そして町のベーカリーで配られる天然酵母パンをリュックに入れて町周辺の農道を歩きます。その道すがら、パワープロテイン入りの飲むヨーグルトのふるまいも。運動+発酵+たんぱく質の相乗効果で、みんなの腸と体を元気にするのです。

最初は10人足らずだった“歩くパン”も、今では40人を超える大所帯に。5歳の幼児から80代のご長寿までが、おしゃべりや歌を交えながら森の中や田んぼ道を歩く光景が定着してきました。気まぐれに現れる“パンウサギ”(地元作家・榊公彦さん手作りのウサギ型パンマスコット)が誰かのバッグにちょこんと貼り付けられる遊びも人気です。『今日は誰が“パンウサギ”をお持ち帰りするかな?』と、町のSNSでも毎度話題に。

『歩くことで自然と会話が生まれて、発酵食品のレシピや体調の工夫もシェアできる。こないだなんて77歳の藤崎さんが“ひよこ豆味噌で作ったプロテインスープ”を教えてくれました』と中原さんは語ります。町の保健師・森岡沙織(55)さんも『ここに来るとなぜか笑顔とエネルギーが増す。実際、みなさんの検診データがこの半年で良くなっていて驚いています』と、効果を実感しています。

SNSには“#歩くパン”のタグとともに、参加者たちの眩しい笑顔や自作のヘルシー弁当、散歩途中で見つけた山野草の写真が毎週アップされるように。『外で体を動かして美味しいものを食べて、しかもみんなで楽しい時間を過ごせるなんて最高』『子どもも高齢者も、交流の輪が広がりました』という声が寄せられています。

次の目標は町外からの参加者も募り、四季折々の原村の風景と“歩くパン”を体験できるようにすることだそうです。体も心もぽかぽかになる休日の恒例行事が、いつの日か日本中に広がっていくかもしれません。

コメント

  1. うちの子たちもパンが大好きなので、“歩くパン”めちゃくちゃ楽しそう!自然の中で食べたり遊んだりしながら体も元気になれるなんて、本当に素敵な取り組みですね。原村の皆さんがうらやましいです。

  2. こういう地域の催しがあると、歳をとっても人と関わるきっかけになってありがたいです。発酵食品や運動は身体に良いですし、なにより皆さんの笑顔がとても印象的。私の町でも真似できたらいいですねぇ。

  3. パンウサギ、絶対かわいいじゃん(笑)!歩いたりみんなで話したり、SNSも盛り上がってるし、こんなイベントだったら友達も誘いやすそう。大人とも自然に話せるの、ちょっと憧れます!

  4. この企画が始まってから、うちの店にも歩くパン帰りの方が寄ってくれるようになって、町に活気が戻った感じです!子どももお年寄りも顔を合わせて楽しそうにしてるのを見ると、こっちまで元気がもらえます。

  5. 読むだけでほんわかしました。現実にもこういう活動がもっと増えたらいいのになぁ。ストレスだらけの都会生活だけど、休日くらいは“歩くパン”みたいなゆるくて楽しいコミュニティに参加したいです。