かつては家族団らんの食卓も、リモートワークの普及や忙しさから分裂気味……。そんな悩みを抱えていた佐々木家にちょっと不思議で心優しい「家族の架け橋」がやってきた。その名も『リモートカメさん』――家族をつなぐ新しい相棒は、思いがけない幸せを運んでいる。
東京都内で二拠点生活を始めた佐々木航一さん(37)は、日々の仕事がテレワークに切り替わったのをきっかけに、平日は都内一人暮らし、週末だけ家族の待つ富士河口湖町の家へ戻る生活を始めた。「最初は新鮮で楽しかったけれど、子どもたちと過ごす時間は自然と減ってしまいました」と語る航一さん。共働きの妻・美咲さん(35)も、家計簿と育児、家事に追われ目が回る日々。リモート会議でのすれ違いが、家族の会話にも影響し始めていた。
そこへ長男の律輝くん(8)が、学校の図書室で見つけた小さな手作りロボットの絵本。登場していた『リモートカメさん』を自分でも作りたいとねだり、家族全員で週末DIYプロジェクトを決行することに。航一さんのオンライン設計、美咲さんのリサイクル素材選び、律輝くんと妹の花音ちゃん(5)は装飾担当。家族で一意専心となって組み立てた小さなカメ型ロボットは、無事家のWi-Fiにつながり、タッチパネル越しに都内のパパとリモートでお話ができる“家族番”としてデビューした。
カメさんが食卓の真ん中に置かれるようになってから、分かれて過ごす平日も、佐々木家は声と姿でつながり続けることができるように。「パパ、学校でお花に水やったよ!」と報告する律輝くんに、東京から仕事の合間に優しく応じる航一さん。美咲さんも「パパに今日のおやつのレシピをリアルタイムで伝えられるのが新鮮。家計簿アプリとも連携しているから、家計管理も一緒にできて助かっています」と笑顔を見せる。
カメさんの話題はSNSでも拡散され、「うちもリモート生活で家族の会話が減ってたけど、手作りデバイスで劇的に明るくなった」「子どもと一緒にガジェット作り、最高のセルフケア」と多くの声が寄せられている。二拠点生活やリモートワークが浸透する今、愛情と創意でつながる“家族の新しいかたち”が、静かなブームとなって広がりはじめているようだ。



コメント
同じような悩みを持つ子育て世代として、とても勇気づけられるお話でした!子どもたちと一緒にものづくりできるなんて素敵ですね。我が家でも週末に試してみたくなりました。
昔は電話くらいしかなかったけど、今はこんな可愛らしいロボットで家族が近くなるんだねえ。こちらまで心が温まりました。いつか孫たちとも使ってみたいです。
こういうDIYの発想、めっちゃいい!テレワークや二拠点の家族も身近に増えてるから、いろんな家で家族のカタチが生まれてるんだな~って前向きになれました。
佐々木さんファミリーの取り組み、ステキですね!カメさんが食卓にいるのを想像するとほっこり。ご近所でもこんな話題が広がったら、地域全体も明るくなりそうです。
正直、最初は便利グッズかな?と思ったけど、手作りでしかも家族みんなで作ったってところに感動しました。うちも家族の時間を大事にしようと、改めて思いました。