虹色の森ネズミ団が大活躍!子どもと森が手をとる防災の日

森の中の広場で虹色のヘルメットをかぶった野ネズミとそれを見守る子どもたちの光景。 気候変動適応
虹色の森ネズミ団と子どもたちが一緒に防災を学ぶ心温まる場面です。

日の光が差し込む早朝、東京都西部の緑豊かな高尾丘陵で、毎年恒例となった小さな祭典『森のこびと防災の日』が今年も開催された。お目当ては、森の人気者“虹色の森ネズミ団”。地域の子どもたちと一緒に、防災活動を楽しく学ぶイベントが大盛況となった。

虹色の森ネズミ団は、地元の小学校教師・奥村史絵(38)を中心に結成されてから8年目。団員は10人の子どもたちと、森に住む7匹の“虹色”の毛色を持つ野ネズミたち。彼らは独特の美しい毛並みと、人懐こい性格で人気だ。イベントでは、森ネズミたちがミニチュアヘルメットをかぶり、子どもたちのミニ防災訓練のお手本を披露した。倒木の下をくぐり抜けたり、落ち葉の中から食糧を見つけ出したりする姿は、来場者の心を掴んで離さない。

今年のテーマは“森と生きる、森と守る”。最近の気候変動による大雨や強風に対応するため、森全体のグリーンインフラの大切さが話し合われた。森ネズミたちが巣を築く落葉の積み方や、水はけのよい小径の作り方を、子どもたちと一緒に体感できるワークショップも開かれた。子どもたちは「ネズミたちの巣はあったかくて安全!私たちの家や街も、森みたいにみんなで工夫できたら楽しい」と目を輝かせていた。

SNSには「ネズミ団が先頭を歩けば、森の防災モデルコースも覚えやすい」「みんなで森を守るって素敵」など、参加者からの喜びの声が次々と投稿された。防災士の秋川進一(46)は「小さな動物と自然の知恵から学ぶ防災教育は、気候正義の観点でもSDGsでも意義深い。世代も種を超えて一緒に備える場が、今後ますます大切です」と語る。

夕方、森に虹がかかる頃、子どもと森ネズミたちは手を振り合いながら帰路についた。今年もまた、森は温かい絆と優しさに包まれた。不安や困難の多い時代でも、自然と寄り添い、みんなで未来を守ろうとする小さな勇気は確かに根づいていた。

コメント

  1. 子育て中の母として、こういうイベントが近くにあったら絶対参加させたいです!動物たちと防災を学べるなんて、とっても素敵なアイデアですね。私も子どもと一緒に楽しめそうで読んでほっこりしました。

  2. もう70過ぎましたが、昔は近所の子どもたちと森でよく遊んだものです。今の子たちが自然とふれあいながら大切なことを学んでいる姿、なんだか応援したくなりますね。虹色のネズミなんて夢があっていいなぁ。

  3. 同じ高尾に住んでいます。森ネズミ団、ずっと気になっていたので記事を読んで癒やされました。子どもたちの純粋な笑顔や森のあたたかさ、毎年続いているのが地域の誇りです。今年もおつかれさま!

  4. ネズミたちがヘルメットかぶって防災訓練するってめっちゃかわいいし、正直見てみたい(笑)。楽しみながら学べる企画ってほんと大事だと思います。自分も手伝えるようなイベントあったら参加してみたいです。

  5. なんだか童話みたいで読んでるだけでほんわかしました!動物も人も一緒に学び合うって最高です。日々の暮らしにも、森ネズミたちの知恵をちょっと真似してみたくなりました♪