アイドルグループ「DREAMS」 ある手紙が起こしたステージの奇跡

コンサートステージでアイドルグループのメンバーと小学生の男の子が手をつなぎ、観客とバルーンに囲まれている様子。 アイドル
DREAMSのコンサートで勇太くんがメンバーと手をつなぎ、会場が感動に包まれました。

大注目のアイドルグループ「DREAMS」のコンサート本番中、メンバーとファン、そして地域の人々すべてを巻き込んだ“優しさのリレー”が起こりました。誰かの想いが、思いがけないかたちで大きなステージに届いた心温まる出来事は、今も多くの人々の心に温かな余韻を響かせています。

人気急上昇中の5人組アイドルグループ「DREAMS」。ある日、グループのリーダーである田島あおい(22)が、リハーサル後に会場近くの公園で一通の風船付きの手紙を拾いました。手紙の差出人は小学3年生の児童(8)、大森勇太くん。勇太くんは「DREAMSの歌を聴くと元気がでます。僕も勇気を出して友だちをつくりたい」と書き綴り、風船に託して空に放ったそうです。

それを見つけた田島さんは「この手紙は私たちの原点を思い出させてくれた」と涙ぐみながら語ります。その日はあいにくの曇り空でしたが、ステージ直前、田島さんはひそかにメンバーとスタッフにこのエピソードを共有。急遽、勇太くんをステージに招待できないかとプロデューサーの杉本悠平(35)に相談しました。

会場スタッフや近所の自治会、商店街の協力で、驚くほどスムーズに勇太くんの身元が判明。地元で“風船探し”に明け暮れる子どもたちのSNSの投稿も功を奏し、開演ギリギリで本人と連絡が取れました。サプライズゲストとしてステージに招かれた勇太くんは、緊張しながらも「ありがとう」と涙目で一言。DREAMSの全員が手と手を取り、会場いっぱいに「夢を叶えよう!」の大合唱が響きました。

ネット上には「勇気が勇気を呼ぶ奇跡」「みんなが繋がった感じがして心があたたかくなった」など、3万件を超える感動の声が寄せられました。アイドル評論家の西園寺百合子(41)は「このグループはメンバー同士はもちろん、地域の皆さんやスタッフとも深く繋がり合っている。歌やパフォーマンスを超えて、人の心と心を届け合う存在になり始めている」と語っています。

ライブ終演後も、公園には手紙と同じ色の風船が飾られ、地域の人々が「夢を大切にしよう」と声を掛け合っています。アイドルの勇気、小さな少年の想い、町の優しさが重なり合い、とびきり素敵な一夜になりました。DREAMSのメンバーたちは「これは私たちだけじゃなく、みんなで作った奇跡」と、前を向いてまた新たな夢へ歩み出しています。

コメント

  1. 小3の勇太くんの気持ち、分かります!我が家の娘もDREAMSの大ファンなので、本人がステージに立てたのは夢のようだと思います。周りのみなさんも協力してて、優しさがあふれる素敵なエピソードですね。こんな出来事がもっと増えたらいいなぁ。

  2. 最近の若い子たちも、こうやって思いやりで繋がれるんだなぁと感心しました。わしらの町内会も協力したと聞いて、ちょっと誇らしい気持ちです。夢を追いかける心、いつまでも大事にしてほしいもんじゃ。

  3. SNSの拡散力、すごすぎ!何気なく投稿した子どもたちの情報が、こんなにも大きな感動になったんですね。DREAMSのみなさんも見習いたいくらい優しい。勇太くん、めっちゃ勇気あるし偉い~!

  4. 公園に飾られたカラフルな風船がとてもきれいで、思わず立ち止まって写真を撮ってしまいました。町全体がちょっとやさしくなった気がします。こんなニュースがあると、明日もまたがんばろうって思えますね。

  5. こういう話、大好きです!正直、最近は冷たいニュースが多いので、心が洗われました。『夢を叶えよう!』の大合唱を想像しただけで涙が出そう…DREAMSと勇太くん、みんなに元気くれてありがとう!