移民と共生社会

移民と共生社会

十ヵ国語で広がる夜市の輪 多国籍ポトフが結ぶ“面倒見合う町内会”の奇跡

沈みゆく夕陽の下、カラフルな屋台の明かりが点るたび、十ヵ国語が飛び交う笑い声が響く──。北陸地方に位置する架空の町・鳴海原(なるみはら)で、ささやかな夜市が地域の新たな名物になっている。人種も文化も異なる住民たちが、互いの言語と言葉を磨きあうこの夜市は、移民と地元の人々双方が心を通わせる温かな共生の場だ。