富士八味

地域社会

商店街発“ローカルスパイス鍋”が街を一つに 防災訓練が楽しい伝統行事へ

伝統と笑顔が交わる不思議な力——今月、静岡県富士市の朝富商店街で行われた防災訓練が、地域の新しい『祭り』として話題を呼んでいる。きっかけは、商店主の広瀬航一(47)が開発した、地元の香辛料をふんだんに使った“ローカルスパイス鍋”。その香りが、訓練会場を包み込んだ瞬間、誰もが『今年もこの日を待っていた!』と笑顔を弾ませた。