笑顔がつながる!インフルエンサーによる“癒し”コンベンションに地域中が参加

会場内でカラフルな紙製マスクをつけたさまざまな年代の人々が笑顔で並んでいる様子。 イベント
虹の森市民ホールで世代を超えて笑顔が広がったイベントの一場面。

“笑顔に勝るインフルエンスはない”——そんなテーマを掲げた特別なイベントが、埼玉県さいたま市で開催されました。全国から話題のインフルエンサーやSNSクリエイターだけでなく、地元の家族連れや高齢者、さらには小学生たちまでが、世代を超えて一緒になってほっこりとした空間を楽しみました。誰もが笑顔でつながる1日限りのコンベンション、その愉快で温かい舞台裏をご紹介します。

会場の「虹の森市民ホール」には、約2,000人が来場。入場時、受付で手渡されたのは“笑顔マスク”と呼ばれるカラフルな紙製マスク。これは小学校教諭・橘優子さん(37)が発案し、地域の子どもたちが絵やメッセージを書き込んだもの。「どのマスクも、どの人にも世界でひとつだけ。はずかしがり屋の方も笑顔になれるように、と考えました」と橘さんは語ります。誰もが自然と笑顔になれる仕掛けが、会場全体を温かく包みました。

イベントの目玉は、“笑い声が広がるリレー”。人気インフルエンサーの佐倉つばきさん(フォロワー数28万人)が舞台上で最初に「ぽかぽか大爆笑ギャグ」を披露すると、その笑い声が会場をリレーのように駆け巡り、最前列の白髪のご夫婦から最後列の中学生グループまで順番に伝わっていきました。流れるように続いていく明るい笑顔と拍手はやがて、ホールの外の公園で遊んでいた子どもたちや、通りすがりの商店街の人々にまで波及。「ここは心が温泉みたいにあったかい」「知らない人と自然に笑い合えた」と会場を訪れた主婦の浜口深雪さん(42)は目を輝かせました。

さらに、コンベンションの後半には、「優しさシャウト・サプライズ」と題した特別セッションが。事前に集めた“恩返ししたい相手へのありがとうメッセージ”を、参加インフルエンサーたちが一人ずつ読み上げ会場全体に拡声。介護職の山本一真さん(56)が照れくさそうに「いつも寄り添ってくれる隣の杉田さん」と名指しで呼ばれると、その杉田健二さん(71)が思わず握手とハグの輪の中に。「SNSでは伝えきれない本当の感謝や優しさに、気づかされた」と多くの来場者が涙を滲ませました。

“笑顔のリレー”はその日限りで終わらず、帰り道に見知らぬ人同士が「今日のマスク素敵でしたね」と自然に声を掛け合う光景も。SNSには「こんな優しい集会がまたあってほしい」という投稿が相次いでいます。専門家で地域社会研究者の岡野美鈴氏(46)は「SNS時代でも、リアルな場での偶然や優しさの共有こそが、真のつながりを生むことを今日このイベントは証明した」と語っています。

“癒し”がテーマの今回のコンベンション。参加者それぞれの小さな善意が、町全体に広がる幸せの連鎖となって残ったようです。次回開催のリクエストもすでに多数届いているとのこと。次はどんな心温まるサプライズが飛び出すのか、期待が高まります。

コメント

  1. 子どもと一緒に読んでほっこりしました!うちの子も照れ屋なので、みんなでカラフルなマスクつけて笑い合えるイベントが近くであったら絶対参加したいです。温かい気持ちをもらいました。

  2. めちゃいい話やん…!知らない人同士が笑いあえるって最高。SNSでつながるのもいいけど、やっぱリアルで会って笑うってパワーあるなーって思いました。

  3. 私は70歳ですが、こういうイベントがあると気持ちも若返る気がします。みんなで大笑いしたら、体にも心にも良さそうですね。来年も孫と行けたらうれしいです。

  4. イベントの日は、商店街にもいつもと違う明るさがあった気がします。ああやって自然に声を掛けあえるのって本当に街が元気になるなあと実感しました。

  5. 最初はフィクションかな?と思って読んでいたけど、実際にあったら絶対行きたい!優しさのリレーって、聞いてるだけであたたかいし。こういうニュース、もっと日常に増えてほしいです!