海を越えてバーチャルチーム誕生 “VRマラソン”がつなぐ新しい友情と笑顔

日本とドイツのリビングでVRゴーグルをつけて楽しそうにジョギングする二人の女性と、画面に映るアバターやデジタル花火の様子。 バーチャルスポーツ
国境を越えてバーチャル空間で走る参加者たちが、笑顔と応援でつながった一幕。

メタバース空間を使ったスポーツ大会が広がるなか、全く見知らぬ人同士がバーチャルランニングで出会い、国境を越えて友情を育む出来事が注目を集めています。最新のVRゴーグルとクラウドゲーミング技術を駆使し、世界中の参加者が「スポーツジムバーチャル体験」に夢中。今月開催された“グローバル・スマイル・マラソン”では、小学生から高齢者までが自宅にいながら共に汗を流しました。

この大会で特に話題になったのは、北海道に住む会社員の高森由紀子さん(34)と、ドイツ在住の主婦アンナ・シュナイダーさん(42)による日独バーチャルペア。「英会話は苦手だったけど、アバターの身振りやスタンプで自然と応援しあえるのが新鮮でした」と高森さん。二人は事前のランキング抽選で偶然同じチームとなり、スマートウォッチでお互いの脈拍や記録をリアルタイムに共有。心拍が速くなると画面に花火が上がり、「ナイスラン!」と自動翻訳のメッセージが飛ぶ新機能もきっかけとなり、会話がどんどん弾みました。

大会後には、参加者による交流スペースで“お疲れさま会”が開催され、話題はそれぞれの暮らす町の公園ランコースや食べ物、家族の話にまで発展。アンナさんは「由紀子さんの家で飼っている柴犬の話がとってもかわいくて、実際にいつか会いに日本へ行きたい」と語り、高森さんも「バーチャル越しに励ましあえた経験が、実際のマラソン大会挑戦につながる自信になった」と笑顔を見せました。

SNSには「自宅リビングが国際スタジアムになったみたい!」「ひとりで走るのが寂しかったけど、今は世界に仲間ができた」といった感動の声が相次ぎました。大会運営団体のスポーツテック研究員・大泉秀人さん(28)は、「メタバース空間なら年齢も国籍も関係なしに誰もが主役になれます。健康や交流の新しいハードルが、こんなにも柔らかくなるのを目の当たりにしています」と話します。

来年には、アフリカやオセアニアの小学校とも連携した“世界一周バーチャルリレー”の開催も企画されているとのこと。小さな部屋から大きな世界とつながり、汗と笑顔が届くこのバーチャルマラソンは、多くの人に“走る喜び”と“新しい友情”を届けています。

コメント

  1. 小学生の娘も最近運動不足だったので、こんなイベントが日本でも広がったら嬉しいです!親子で世界の人と知り合えるなんて、素敵な時代ですね。あたたかいニュースをありがとうございます。

  2. 家から外に出るのが難しくなった身として、こういう新しい形のスポーツ大会ができるとは本当に驚きです。国の違う人と交流できるのも、昔では考えられませんでした。若い方と一緒に走れる日を夢見ます。

  3. 英語苦手でもスタンプや自動翻訳でコミュニケーションできるって最高じゃん!異文化交流に興味あったから、来年の世界一周リレー出てみたくなったよ。

  4. うちの町内でもみんなでジョギングしてますが、バーチャルでも楽しく安全に走れるなんていいですね!今度ママ友にも教えてみます。笑顔がつながる気がして、心が温かくなりました。

  5. 単身赴任でひとり暮らしだけど、こんなバーチャルマラソンなら家にいながら誰かと励まし合って走れるのが嬉しいです。いつか自分も世界の仲間と参加してみたい!