ゲームと音楽、どちらも大好きな人に嬉しいニュースが舞い込んできた。全国のインディーズゲーム制作者約30名が結集し、夏の終わりにたった一度だけのオーケストラコンサートを開催した。この公演で披露されたのは、まだ未発表のゲームの楽曲たち。その全てに、作り手たちの夢と友情、そして“みんなと繋がりたい”という優しい願いが詰まっていた。
集まったのは、主に九州や関東地方を拠点とする若手・中堅のインディーゲームクリエイターたちだ。中心となったのは音響設計を本業とする新井茂人(しんいしげと・34)。「ゲームの発表会だけでは伝わりきらない音楽や思いがある。ならば、みんなの力で演奏し、音で繋がってみたかった」と語る新井は、制作仲間の小沼遥香(こぬまはるか・27)やゲーム実況配信者の戸張力(とはりつとむ・29)に声をかけ、SNSやオンライン会議を通じて仲間を募った。
会場となった長崎県の歴史あるホールでは、ピアノ、バイオリン、チェロ、木琴、フルートなど20以上の楽器が持ち寄られた。驚くべきことに、多くの制作メンバーは“学生時代の部活しか経験がない”という人ばかり。それでも、本番前の合宿で夜遅くまで練習しあい、初めてのアンサンブルに励む様子は、まるでひとつの冒険団だった。
演奏された楽曲の中には、小沼が手掛けた温泉経営シミュレーション『おんせんピクニック』のメインテーマや、戸張が絵とプログラム両方を担当するRPG『星降る舟』のラストバトル曲もあった。会場では、楽曲の前後にそれぞれのゲームのストーリーや思い出話が語られ、聴衆からは「まるで旅をしているみたい」「音楽でゲームの世界を感じられた」との声が多く届いた。
アンコールでは、全員でこの日にあわせて作った“友情のテーマ”が披露された。公式SNSには『涙が止まらなかった』『ゲームの枠を超えた、素敵な文化祭!』といった感想が相次ぎ、配信も世界中から3万人以上が閲覧。「知らない誰かと一曲を作る。それがこんなにワクワクして、心強いものだとは思わなかった」と新井は最後に語った。彼らは来年、オンラインとリアルでの再結成公演も検討しているという。個性豊かなインディーズゲームの仲間たちが生み出した“ひと夏限りの交響曲”。その響きは、きっと多くのゲーマーや音楽ファンの心に残り続けていくはずだ。



コメント
ゲーム好きな小学生の息子と一緒に配信を観ました!知らないゲームの音楽でも、温かさや楽しさが伝わってきて、息子も「ピアノ習いたい!」なんて言い出しました。こんな素敵なイベント、またぜひ開催してほしいです。
まさかゲームクリエイターさんたちが手作りでオーケストラやるなんて、めっちゃ胸アツです!友情で繋がった演奏って本当に心に響くんですね。来年は現地で聴いてみたいなあ。
音楽もゲームも詳しくはないですが、こうして若い方たちが夢を形にしていくお話を読むと、とても励まされます。昔、合唱団で歌った日のことを思い出して、なんだか懐かしくなりました。
こういうの、若い人だけじゃなくて私らも一緒に参加できたら面白そうやな!趣味のギター、今度持ち込みOKやろか(笑)長崎の会場、盛り上がった様子が目に浮かびます。
ゲームの世界と音楽が一緒になって、聞く人みんなが笑顔になる…まさにHFNにぴったりの幸せニュース。どんなゲームや曲か知らなくても、たった一度の想いに心が温まりました。