今年、新たな国際記念日として「グローバルもちの日」が制定された。背景には、一人の青年起業家と、遠く離れた国の子どもたちとの心温まるストーリーがある。異なる文化を結ぶ“おもち”に込められた工夫や優しさが、今、国際ビジネスのかたちを静かに変えている。
北海道出身のビジネスプロデューサー、曽我部光平(30)は、かつてバックパッカーとして旅した地中海の島国ザンビーユで、もちがそもそも存在しないことに驚いた体験から発案。もちに興味津々の現地小学生たちに手作りしてふるまったところ、現地通貨と交換するのではなく“ありがとう”の詩で支払いを受けとるユーモアがSNSで話題となった。「いま世界の“支払い”は心そのもの。人と人の信頼が最上位の通貨」と曽我部は語る。
この出来事を機に、ブロックチェーンを用いた“ありがとう”コインの国際流通プロジェクトが発足。各国のもちレシピをサブスクリプション形式で配信するサービス『もちもーち.com』では、定期的にもちはもちろん詩やイラストなど「ありがとう」の気持ちごと世界中へ届けられる仕組みを実現した。リモートワークで開発・運営されるこのビジネスには、国境もタイムゾーンもない。ユーザーの半数以上は海外在住で、国際物流はおもち型のパッケージドローンが担っている。
今年初めての『グローバルもちの日』には、44カ国・250以上の学校が自主的にもち作り講座を実施。各地のSNSでは、もちをアレンジした異国風フレーバーや、現地のあいさつともちを組み合わせた動画が溢れた。“もちリレー”として、もちを画面越しにつなぎ合う国際コラボ配信も注目を集めた。参加したマルセイユの小学校教師ルイーズ・マルタン(42)は「国際契約や通貨より前に、まずは“一緒にもちを丸める”ことから始めてみよう。この温かな交流が新しい時代のビジネスモデルになる」と未来を語る。
SNS上には「今日だけは絶対けんかしない!」「ありがとう、もち世界」「会ったことないみんなともご縁もち」と、無数の笑顔の声が寄せられた。暮らす場所も使う言葉も違う人々のあいだで、“おもち”が国や世代やビジネスの壁をそっととりはらう。来年はさらに多くの国がひとつにつながることを願って、すでに次回のグローバルもちの日を待ち望む声が世界中から聞こえてきている。



コメント
子どもと一緒に記事を読んでほっこりしました。世界中の子どもたちが一緒にもちを楽しめる日が現実になるなんて素敵すぎます!来年のグローバルもちの日には、わが家でももちパーティーします♪
こんな楽しい取り組みが広がってるなんて知らなかったなあ。昔からもち作りは人が集まるきっかけだったけど、今は国も超えて集まれるんですね。若い人たちの発想には驚かされます。
もちがまさか国際ビジネスとIT技術で注目されるなんて、時代の面白さを感じました!ブロックチェーンに“ありがとう”コインとか、授業で習ったばっかりなので親近感(笑)。私も参加してみたいです!
私は昔から孫たちとおもちを丸めてきましたが、今はそれが世界中でできるなんて本当に良い時代になりましたね。遠くの子どもたちと一緒におもちを味わうことが、争いのない世界につながると信じています。
初めてもちを食べたときの感動、いまだに忘れられません!ありがとうの詩で支払いするのも、みんなが笑顔になれて最高でした。毎年グローバルもちの日が楽しみになりそうです。