北関東のベルナ市で、住民たちが自慢の最新家電を持ち寄って体験し、交換し合う“ほほえみ交換祭り”が開催された。学校の体育館いっぱいに並ぶ家電の山と、来場者のはじける笑顔。そこには、テクノロジーが人々の心を近づける優しい光景が広がっていた。
今年の目玉は、市内在住の佐治涼太さん(41)が発案した「思いやり対応型家電チケッティング」。来場者は資源ごみや要らなくなった本を1冊持参すると、専用の“幸せチケット”を受け取れる。このチケット1枚で、国内外から集まった全自動炊飯器、会話ができる冷蔵庫、空気の質を計って“褒めてくれる”空気清浄機などを15分ずつ体験できる仕組みだ。転校してきたばかりという小学4年生の三木水羽さん(10)は「前は朝ごはんが苦手だったけど、話しかけてくれる炊飯器で楽しく食べられそう」と目を輝かせた。
健康管理を応援する電子レンジが冷蔵庫と連携し、残り物から栄養バランス料理を提案。仕上げはフレーズで横断できる照明システムが食卓をほんわか演出してくれるなど、“一家団欒リレー体験”も人気を集めた。「この冷蔵庫は昨日の残りごはんを覚えてて、ちゃんと今日のメニューをオススメしてくれるんです」と話すのは、地元で薬局を営む古新田弥生さん(57)。「ちょっと気持ちが沈んだ時も、野菜室を開けたら元気な声で“今日もありがとう”って呼ばれて、一日頑張れるんですよ」と笑う。
会場では家電だけでなく、子供たちに人気のロボット掃除機競争も実施された。ちいさな機体に絵やお花のデコレーションを加えて、“どれが一番きれいに掃除できたか”をみんなで応援する。優勝した小学2年の安原ひなたさん(8)は「うちで使ってる掃除機もがんばってる気がして、帰ったら褒めてあげようと思います」と照れくさそうに話した。
SNSでは「自宅で眠っていた家電に役割を与えてあげたくなった」「町中がぽかぽかするイベント!」などの投稿が相次いでいる。家庭の“当たり前”だった家電たちが、地域の人たちの心と心をつなぐ。そんな日々が、静かにそして優しく、街の暮らしを変えているようだ。



コメント
子育て中の身としては、こんな素敵なイベントが近くであったらぜひ参加してみたいです。話せる炊飯器や褒めてくれる家電、毎日の家事も楽しくなりそう!主催者さんに感謝したいです。
最近の技術はすごいですねえ。昔は手で掃除したり、ご飯も一から炊いたもんです。こんな家電があれば、お年寄りの一人暮らしも少し安心になりそう。未来が楽しみです。
学生です!ロボット掃除機のレースとか絶対見に行きたかったです〜。みんなのアイディアで町が楽しくなるなんて、ベルナ市がちょっとうらやましい!
近所で子どもたちの笑い声が聞こえてきて、なんだろうと思ったらこの“ほほえみ交換祭り”だったんですね。自分も家電そろそろ買い替えようかな。町全体が心地よく感じる日でした。
こういうイベントって、要らなくなったものにも役割が生まれて、みんな優しい気持ちになれるから好き!SNSでも温かさが伝わってきて、読んでほっこりしました♪