地域体育館で開かれた春の健康フェスで驚きの出来事があった。参加者の注目を集めたのは、体操演技に現れた90歳の田嶋靖一さん。くり返される見事な開脚と夢のような宙返り。世代や国籍を超えて会場がひとつになった。
田嶋さんがスポットライトを浴びるのはこれが初めてではない。50年以上にわたり、毎朝5時には近くの公園で独自の柔軟体操を続けてきた。“町の開脚じいちゃん”と親しまれてきたが、今回は町内の小学生体操クラブに「秘密の技」を直伝するために特別出演を果たした。彼の開脚は床にぴったりとつき、観客全員が思わず拍手と歓声を送るほどの柔らかさだった。
「にこにこしながら体を動かしていたら、いつの間にか柔らかくなって、宙返りもできるようになったんです」と田嶋さんは笑う。指導を受けた小学3年生の永谷颯太君は「最初はびっくりしたけど、ぼくもじいちゃんみたいに柔らかくなりたい」と目を輝かせる。会場では急遽“みんなで開脚チャレンジ”が始まり、親子三世代が一緒になって床に腰を下ろす場面もあった。
さらに、今回のフェスには近隣国の留学生グループも参加していた。韓国から来た留学生のイ・ソンヒョンさん(21)は「田嶋さんの体操は国籍も年齢も関係なく笑顔になれる力がある」と感動を語る。全員参加の輪になって宙返りのちょっとしたコツを教え合う中、ささやかな国際交流も生まれた。
SNS上では《あのじいちゃん、町の宝!》《開脚フレンズに入れてほしい》など、田嶋さんを称える声が溢れている。専門家の久世美帆トレーナーは「年齢に関係なく運動を楽しむことが健康と地域の活力を生む好例」とコメント。健康フェスの実行委員会は「田嶋さんの柔軟体操クラブが定期開催される予定」と発表し、今後の町の新しい名物となりそうだ。


コメント
子どもたちと一緒に読んで、私まで元気をもらいました!田嶋さんみたいに、いくつになっても体を動かせるって本当に憧れます。親子で柔軟体操、今夜から始めてみようかな。
私は田嶋さんより少し若い高齢者ですが、まさに町の誇りです。年齢を言い訳にせず、毎日コツコツ続けられることが素晴らしい。私も健康のために見習いたいと思いました。
めっちゃかっこいいおじいちゃん!その場にいたら絶対拍手してたと思う。年齢関係なくチャレンジする気持ち、僕も持ち続けたいです。