70歳から始める幸せ趣味サブスク、ガーデニング仲間が全国旅行で大交流

色とりどりの花が咲く庭で高齢の男女数人が趣味印シートを見せ合いながら楽しそうに談笑している様子。 趣味・ライフワーク
ガーデニング仲間と趣味印シートを手にした笑顔の交流風景。

旅行もガーデニングも御朱印集めも、ひとりでのんびり楽しんでいた高田幸子さん(72)が、同じ趣味を持つ新しい友人たちと人生最高の春を迎えている。きっかけは、昨年秋に始まった「アドベンチャー・ホビーズ」という高齢者向け月額サブスクリプションサービスとの出会いだった。

高田さんは長年、山梨県で趣味のガーデニングを続けてきたが、近年は友人たちが体調を崩すなどして会う機会が減り、少し寂しさを感じていたという。ある日届いたポストのチラシを見て申し込んだ「アドベンチャー・ホビーズ」は、全国の会員同士がビデオ通話を通して互いの庭を見せ合ったり、月に1度の“趣味旅”で直接会ったりできるプランだ。

サービスの特徴は、会員それぞれが一風変わった趣味でホスト役に挑戦し、全国の拠点で交流イベントを開催すること。例えば高田さんは、自慢のラナンキュラス畑に初対面の会員たちを招き、自宅のお茶菓子と共に“花の手入れ講座”を開いた。また、岐阜県に住む会員の中原信一郎さん(75)は“川釣りと温泉ツアー”を企画し、初心者向けの釣り教室も実現させた。

面白いのは、趣味ごとの御朱印帳のような『趣味印シート』を持参し、それぞれのホスト宅やイベント先でスタンプをもらう楽しみ。これには自作の釣り針マークや、ガーデニングの鉢植え印、旅行先のご当地マークも加えられる。どのスタンプも会う人ごとに個性があり、交流の記録として大好評だ。「今年だけで20個も集まりました。こんなに新しい仲間に出会えるなんて、夢みたい」と高田さんは嬉しそうに語る。

趣味仲間のSNSグループも盛り上がりを見せている。会員からは「みんなの庭で咲いたチューリップの写真を見て、一緒に春を感じられるのが幸せ!(鎌田玲子・66)」などの投稿が寄せられている。専門家の久住さち子氏(高齢者ライフワーク研究家)は「趣味でつながる世代間交流や旅の体験は、心の健康を保ち、生きがいを深める効果が証明されています。こうした取り組みが全国に広がると、きっと地域も明るく元気になります」と語る。日々の暮らしにささやかな彩りと温かな絆をもたらした“趣味サブスク旅”。次はどんな笑顔が輪になって広がるのか、各地で小さな奇跡が続いている。

コメント

  1. なんて素敵な取り組みでしょう!子育てで忙しい日々ですが、将来自分もこうして趣味を通じて新しい仲間と出会えたらと思うとワクワクします。お子さんやお孫さんと一緒に参加するのも楽しそうですね。

  2. 私も退職後は趣味が生きがいですが、なかなか遠くの方と交流する機会がなくて…。こんなサービスがあれば、もっと毎日が楽しくなりそうです。やってみたい!

  3. 全国のおじいちゃんおばあちゃんが趣味でつながってるの、なんだかほんわかします😊お花や御朱印シートも可愛くて癒されました。家族で楽しめるイベントがもっと増えてほしいです!

  4. うちの近くにも高田さんのような方がいたら、絶対参加したいです。日頃なかなか話すきっかけがないので、地域の輪も広がりそうですね。新聞読んでほっこりしました。

  5. サブスクって若い人だけのものだと思ってましたが、こんな使い方もあるんですね!みんなが自分らしく楽しめて、自然と笑顔になれるアイデア、もっと広まってほしいです。