静岡県の郊外にある『青葉ユナイテッド』ジュニアサッカーチームの試合が、近隣スタジアムで大きな話題を呼んでいます。注目されたのは、ある高齢者が子どもたちに贈った、思いがけないフォーメーションのひと工夫。勝ち負けでは測れない、心温まる“家族のサッカー”が生まれました。
話題のきっかけは、監督代行として突如指揮を執ることになった岩井正平さん(80)です。普段は孫の応援に熱心な“サッカーじいちゃん”として親しまれていますが、ある日体調を崩したチーム監督に代わり、急きょ指揮官としてベンチ入り。「サッカーはフォーメーションが大切」とおしゃれなノートを持参して現れた岩井さん。しかし彼がホワイトボードに描いたのは、なんと家族の食卓を形にした“囲み陣”――全員が体を寄せ合い、お互いをよく見て声をかけ合う不思議な隊形でした。
子どもたちも最初は戸惑ったものの、試合が始まるとその独自布陣がじわじわと効果を発揮。“誰かがボールを取られても必ず誰かが支えに来る”ことを徹底するうち、ファウルも減り、相手チームとも自然と笑顔がこぼれるように。“サッカーは争うんじゃなくて、助け合えるんだ。”という岩井さんの言葉に、両チームの保護者たちからもあたたかい拍手がスタジアムいっぱいに響きました。
話題になったのはプレーだけではありません。途中、身長差のある相手選手へも、岩井さんが「ど真ん中で一度みんなでヘディングしちゃおう!」とユーモラスな提案。一斉に輪になってジャンプし、ボールを交互にペチンペチンとヘディング、ピッチの真ん中で宙に浮かぶボールに歓声が沸き起こります。SNS上では「こんなに優しいサッカー初めて見た」「泣けるほど平和な光景」とコメントが多数寄せられました。
試合終了のホイッスル後、お互いの健闘をたたえる握手の輪がいくつも広がり、普段は静かなスタジアムに笑顔が咲き誇った一日となりました。岩井さんは「みんなで協力し続けるサッカーは、家族の時間に似ているね。これからも誰かの背中をそっと押してあげてほしい」と穏やかに語っています。青葉ユナイテッドの子どもたちはその後も“囲み陣”と愛称をつけたこのフォーメーションで練習を重ね、地域では“家族の輪サッカー”として地元ニュースや町内会でちょっとした名物になっています。



コメント
読んでいてほっこりしました!うちの子もサッカーをやってますが、こんな温かい雰囲気の中でプレーできたら素敵だなと思います。岩井さんの「家族みたいに助け合う」って、本当に大事なことですよね。
なんか普通のフォーメーション論争とかとは真逆だけど、めっちゃ新鮮で良い話!勝敗より仲間を思いやる気持ち、俺たちも大切にしなきゃなって思わされた。こんなサッカーやってみたいです。
青葉ユナイテッドのお話、新聞でも噂になっとるのを見てました!わしも昔サッカーやっとったけど、今の子どもたちがこんな絆でプレーしとるの、見てて嬉しいです。岩井さん最高ですね。
え〜!!まさかそんなアイディアで試合が盛り上がるなんてびっくり😊好きな子が楽しそうに囲み陣で笑ってるの想像してキュンとしちゃいました。私も現場で応援したかったです!
素晴らしいおじいちゃん監督さんですね。年齢を重ねても、こうして若い人と一緒に楽しみながら新しいことを生み出せるって、本当に素敵だと思います。小さな幸せが広がるお話、元気をもらいました。