キッズスポーツ教室が町内“おじいちゃん先生”とコラボ──三世代でつながる笑顔のマット運動会

体育館のマット上でおじいちゃん先生が小学生の女の子を優しくサポートし、周囲の子どもたちや高齢者が見守っている様子の写真。 キッズスポーツ教室
世代を超えた交流が体育館に笑顔を生み出しています。

初夏の陽射しがやわらかく町を包むなか、南柳町コミュニティセンター体育館は、子どもたちの元気な声と笑顔で満ちています。毎週土曜に開かれている「カラフル・キッズスポーツ教室」では、この春から特別な取り組みが始まりました。その名も「おじいちゃん先生と多世代マット運動チャレンジ」。年齢も体験も違う子どもたちと高齢者が、スポーツインストラクター山根理子(31)の発案で一緒に汗を流し、楽しいひとときを過ごしています。

この教室には4歳から12歳までの子ども40名に加え、地域の“おじいちゃん先生”と呼ばれる元体育教師や元消防士、さらには元器械体操選手などのお年寄り10名が参加しています。最初の準備運動から、「昔はこんな運動がはやったんだよ」と、昭和・平成と伝わるユニークな体操が披露されると、子どもたちからは思わず笑い声が。その後のマット運動では、山根インストラクター監修のもと、多種目の体験メニューが行われました。クマ歩きや逆立ち競争、ペアでの転がりリレーなど、工夫を凝らしたプログラムに子どももおじいちゃん先生も挑戦。途中、「ちょっと水分補給タイム!」のコールに、みんなで麦茶を飲む姿はまるで大きな家族のようでした。

「孫のような子たちが一生懸命がんばる姿を見ると、自然と力が湧いてくる」と語るのは、元器械体操選手の米川道信さん(74)。マットでの前転や側転のコツを、子どもの目線に合わせて丁寧に伝える姿は、はじめは緊張していた子どもたちの心もほぐす橋渡しとなっています。小学4年生の久瀬ゆい香さん(10)は「最初はできるか不安だったけど、おじいちゃん先生が優しく教えてくれたからできた。逆立ちも少し長く立てるようになってうれしい」と、目を輝かせていました。

教室後半には、お楽しみの“世代ミックス・ミニ運動会”が開催されました。子どもとおじいちゃん先生が2人1組となり、チームビルディングを兼ねたリレーや、マット上での障害物走、バランスゲームなどバラエティ豊かなプログラムに挑戦。緊張していた最初とは打って変わって、応援の声や拍手が体育館全体に響きわたりました。入賞したチームには折紙トロフィーが手渡され、惜しくも賞を逃したペアにも「がんばったで賞」が贈られ、全員が誇らしげに胸を張っていました。

SNS上では「こんな素敵な多世代交流、全国の町でも見習いたい!」「おじいちゃん先生、子どもたちの成長期に最高の思い出をありがとう」という感謝や感動の声が続々。山根インストラクターは「スポーツの楽しさと人の温かさが重なり合う時間を、これからもみんなで育てていきたい」と話しています。世代を超えて「できた!」と笑い合うこの教室の輪は、南柳町からやがて広がっていきそうです。

コメント

  1. 素敵な取り組みですね!普段は子どもたちも高齢者と接する機会が少ないので、本当に貴重な経験だと思います。うちの子にもぜひ参加させてあげたいです。町内に笑顔が増えていくのが目に浮かびます。

  2. 最近は世代間の交流が減ってきている中、こういったイベントがあるのはとても嬉しいですね。私もかつて器械体操をやっていたので、孫と一緒に体を動かす楽しさを思い出しました。次回は見学してみたいです。

  3. こういうほっこりしたニュースを見ると、なんだか心があたたかくなります!勉強や部活で忙しいけど、こんな町のつながりが広がったらいいなって思いました。自分も手伝いたいくらいです。

  4. 子どもたちとおじいちゃんたちが笑い合って運動している姿、想像するだけで癒やされました!『がんばったで賞』ってところも最高に優しい。南柳町がみんなの第二のふるさとになりそうですね。

  5. 家の近くでこんな楽しいイベントやってるなんて知りませんでした!今度散歩がてら、体育館の前まで覗いてみようかな。きっと元気な声が聞こえてきそうです。地域がどんどん明るくなっていきますね。